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【時を稼ぐ】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
時を稼ぐ

【読み方】
ときをかせぐ

【意味】
有利な情勢になるまで、ほかのことで時間を引き延ばす。

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「時を稼ぐ」の使い方

健太
僕の兄さんは、将来やりたいことを大学生の間に見つけることができなかったから、社会に出るまでの時を稼ぐために大学院に行くんだって。
ともこ
でも、健太くんのお兄さんは、遊んでいるわけではなく、ちゃんと勉強をしているから偉いわよね。
健太
そうなんだよ。兄さんは、勉強が大好きだから、無理にどこかの会社に就職しなくても研究者として大学に残ればいいと思うんだけどね。
ともこ
健太くんのお兄さんが、後悔のない道を選べると良いわね。

「時を稼ぐ」の例文

  1. 彼は顔を伏せていて、表情まではうかがい知れないが、こうして会話の間を取ることで考える時を稼いでいるのだろうか。
  2. 誘拐事件があり、犯人からの電話で、犯人の居場所を逆探知するため、できるだけ会話を引き延ばし時を稼いでほしいと刑事さんに言われた。
  3. 彼女がどうでもいい話をする時は、彼女が時を稼いで、頭の中で何かを考えているときである。
  4. 駅まで少しでも長く彼女と歩いていたかったので、時を稼ぐためにゆっくり歩いたのだが、彼女も僕に合わせてゆっくり歩いてくれた。
  5. いずれ死ぬ日が来ることはわかっているが、少しでも多くの日を家族と過ごすために、つらい治療を頑張り、時を稼いでいる。