「顎が干上がる」の意味(語源由来・類義語)
【慣用句】
顎が干上がる
【読み方】
あごがひあがる
【意味】
生計の手段を失って困る。生活できなくなる。
「顎が干上がる」という表現は、収入が全くなくなって、生活ができなくなるという状態を示しているんだよ。
つまり、「顎が干上がる」って言うのは、もうお金が一切入ってこんて、生活がままならない、ということやんな。
金がないと、食べ物もないし、生活もきつくなるわな。
【語源由来】
食べるものがなくて口の中が渇くことから。
【類義語】
・顎を吊るす
・口が干上がる
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「顎が干上がる」の解説
カンタン!解説
「顎が干上がる」っていう表現はね、簡単に言うと、お金がなくなって、生活が大変になる、つまり、何も食べられないような状態を指すんだよ。
「顎」は動物の口の上下の部分のことを指していて、「干上がる」は水分がなくなってからっからになる、または収入がなくなる、生計が立たなくなるという意味があるんだ。
だから、「顎が干上がる」っていう言葉は、「収入がなくなって生計が立たなくなる」という意味になるんだよ。具体的には、収入がなくなってしまうと食べ物が手に入らなくなるから、口を開けて顎を動かす、つまり食事をする機会が減ってしまう、という様子を表しているんだ。
この表現は、そういう困った状況に直面している人の苦しい生活を描写するのによく使われるんだ。例えば、「会社が倒産してから、顎が干上がる生活が続いている」とか、「仕事を失って顎が干上がるかと思ったけど、なんとか新しい仕事が見つかってホッとしている」などのように使うことができるよ。
「顎が干上がる」の使い方
僕の父さんの会社が、大口の取引先から契約を切られて顎が干上がりそうなんだよ。
ええっ。それは大変。何とかなりそうなの?
毎日、銀行の融資の係の人と話し合いをしているよ。
銀行が助けてくれて、何とか乗り切ることができると良いわね。
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「顎が干上がる」の例文
- このダムの水が枯れるようなことになったら、何万もの人の顎が干上がる事態になるだろう。
- 大型スーパーの進出で、地元の商店街は顎が干上がりそうなので反対運動をしている。
- このまま政府が何の手も打たないで、不況が続くことになれば、仕事にあぶれ顎が干上がってしまう人が増え、さらに治安も悪化していくだろう。
- この契約を取らないと、僕は会社を首になり、家族が顎が干上がる事態になってしまう。
- この試験に合格して、資格を取り、僕がたくさん稼がないことには、両親も兄弟たちも顎が干上がるだろう。