「息を弾ませる」の意味
【慣用句】
息を弾ませる
【読み方】
いきをはずませる
【意味】
運動したり興奮したりして、激しい息づかいをする。
「息を弾ませる」という表現は、運動したり興奮したりで、息が激しくなるという意味があるんだよ。
つまり、「大はしゃぎして息が荒くなる」ってことやな。運動したり興奮したりで、ハァハァ息が上がる、っていう感じやな。
元気に動きまわったり興奮した結果、息が大きくなるんやな。
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「息を弾ませる」の解説
カンタン!解説
「息を弾ませる」っていう表現は、体が激しく動いたり、何かワクワクするようなことが起きたときに、呼吸が荒くなることを表しているんだよ。
例えばね、運動会で長い距離を走った後に、ハーハーと息を切らす様子を「息を弾ませる」って言うんだ。それと同じように、大好きなアーティストが突然目の前に現れて、驚いて興奮して息が荒くなった時にも「息を弾ませる」って言うよ。
「息」っていうのは、体が空気を吸ったり吐いたりすること、またその空気そのもののことを指しているんだ。「弾ませる」っていうのは、普段の落ち着いた呼吸が激しくなる、つまり呼吸が荒くなることを表しているよ。
だから、「息を弾ませる」っていう表現は、自分の心の中の感情を表現する言葉というよりも、体が動いて呼吸が激しくなる様子を具体的に描写するための言葉なんだよ。
「息を弾ませる」の使い方
健太くん。息を弾ませてどうしたの?何かあったの?
今、職員室で先生と話をしていたら、ものすごくかわいい転校生がいたから、みんなに知らせようと思って急いで駆けて来たんだ。
へえ。健太くんと同じクラスになるの?
そうなんだ。今から楽しみだ。
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「息を弾ませる」の例文
- 苦し気に息を弾ませているのに、その女性の美しさ変わらぬどころか、さらに美しかった。
- ちょうどその時テーブルの向こうから興奮で息を弾ませた声が僕を呼んだので振り返った。
- 飄々と、こちらの方へ近づいて来る姿が、窓から斜向こうにさしかかったとき、私は思わず息を弾ませた。
- 急いで帰ったように見せるために、家の手前数十メートルの所で少し駆け足をして息を弾ませ、家へ入る。
- 電話がある部屋が遠いので、軽く駆け足で、やっと受話器を取ったときは、少し息を弾ませて「もしもし」と言った。
- 扉はサッと押しあけられ、そこに、息を弾ませながら、彼女が立っていた。