【慣用句】
爪を研ぐ
【読み方】
つめをとぐ
【意味】
相手を倒すための用意をする。
【語源・由来】
猫などが、獲物を得ようとして爪を磨いて鋭くして待ち構える意味から。
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「爪を研ぐ」の使い方
健太くん。今度の空手の大会の初戦は、前回、健太くんが完膚なきまでにやられた相手でしょう?
そうなんだ。あの時のことを忘れないようにして、毎日爪を研いできたんだ。
今回は勝てそう?
もちろん。完膚なきまでにやっつけてくるよ。
「爪を研ぐ」の例文
- 彼は積年の恨みを晴らすために、仕返しの機会を虎視眈々とねらい、爪を研いでいた。
- 勝って当たり前、昨年の雪辱を晴らすために爪を研いでいたんだからな。
- 正面から戦ったのでは、優秀な彼には勝てないので、彼が失敗する瞬間をねらい、爪を研いでいた。
- 僕に公衆の面前で恥をかかせた彼に、仕返しをするために、爪を研いでいたんだ。
- この日のこの瞬間のために、僕は爪を研いできたのだが、報われて良かったと思う。
- 前回は、ライバルの会社にプレゼンテーションで負けたのだが、今回はみんなで爪を研いできたのだから、大丈夫、楽勝だろう。