【慣用句】
手を抜く
【読み方】
てをぬく
【意味】
手順や作業を省いて、いいかげんにする。
【スポンサーリンク】
「手を抜く」の使い方
健太くん。手を抜いちゃ駄目じゃないの。しっかり色を塗ってよ。
ああ。あまりにもこのゲートが大きいから、腕が疲れてきて、思わず手を抜いてしまったよ。
ほら。しっかり塗らないと、このゲートが文化祭でお客様を最初に迎えるんだからね。
そうだね。気合いを入れなおして頑張るよ。
「手を抜く」の例文
- 細かい所でも手を抜くと、大きな事故につながりかねないのだから、油断せずに作業を続けるんだぞ。
- 職人というのは、仕事の良し悪しがわかる人間が相手だと、自然に性根が入るものだが、反対に素人が相手では、どうしても気が抜けて、手を抜く。
- 忙しいのを理由に、つい掃除の手を抜いてしまったので、綿ぼこりが、部屋の隅で大きな顔をして居座っている。
- 学生時代は、少し手を抜いても成績はいつも上位だったので、あまり努力をしたことがなかったから、社会に出て初めて壁にぶつかりショックを受けた。
- 見張りが手を抜いて、防犯カメラから目を外し、雑談をしていたせいで強盗犯が侵入し、宝石が奪われた。