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【長い目で見る】の意味と使い方や例文(慣用句)

長い目で見る

「長い目で見る」の意味とは?

意味

【慣用句】
長い目で見る

【読み方】
ながいめでみる

【意味】
先を考えて気長に見る。

ことわざ博士
「長い目で見る」という表現は、すぐに結果を求めず、長期的な視点で物事を考える、つまりは気長に将来を見守るという意味があるんだよ。
助手ねこ
つまり、「すぐのことばかり考えずに、もっと先のことも見て判断する」ってことやな。結果がすぐに出なくても、じっくりと時間をかけて物事を見守るんやな。あわてず、ゆっくり、長い時間を見越して考えることの大切さを教えてくれる言葉やな。
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「長い目で見る」の語源由来

由来を簡単に説明!
解説

この表現は、「見る」と「長い」の2つの部分から成り立っているよ。「見る」は普通は「目」で物を見るっていう意味だけど、ここではもう少し広い意味で使われていて、「将来を予想する」や「期待する」っていう意味も含まれているんだ。だから、この場合の「見る」は、「目」で見るんじゃなくて、「心で見る」ってことになるんだね。

それから「長い」は、この場合「目」が物理的に長いっていう意味ではなくて、時間的に長いっていう意味だよ。つまり、将来のことを長い時間にわたって見ていくってことを表しているんだ。

だから、「長い目で見る」っていう表現は、「将来のことを長い時間にわたって気にかけたり、期待したりする」っていう意味になるよ。たとえば、一瞬の成功や失敗にとらわれず、もっと大きな視野で物事を考えるっていう状況を表すのに使われることが多いんだ。

「長い目で見る」の使い方

健太
僕は幼稚園の頃から空手を習っているんだけれども、先生は、やんちゃ坊主だった僕を長い目で見て育ててくれたんだよ。
ともこ
へえ。先生は気が長いのね。私だったら、健太くんみたいな弟子が来たら、すぐお手上げだけどね。
健太
そんなこと言うけれども、ともこちゃんも長い目で見て僕に付き合ってくれているじゃないか。
ともこ
そう言われてみれば、そうね。いつか健太くんが自分で宿題をやる日が来るだろうと信じて、健太くんの宿題を手伝っているわ。

「長い目で見る」の例文

例文
  1. これは手入れさえちゃんとすれば、世代を超えて使えるものだから、長い目で見れば絶対に安い買物になりますよ。
  2. 子供の可能性や能力を伸ばすためには、長い目で見る姿勢が大切なのである。
  3. 新人として入ってきた彼の成長を長い目で見てきた甲斐があって、今ではチームの主戦力となっている。
  4. 目先の利益を追い求めるのではなく、長い目で見て考えないと生きていけない。
  5. 長い目で見れば、賃貸に住むより、この土地を買って家を建てたほうが良いと思うんだ。