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【度を失う】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
度を失う

【読み方】
どをうしなう

【意味】
突然の出来事にびっくりして、普段の落ち着きをなくす。

「度」は、物事の程度の意味で、普通の程度を失うという意味から。
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「度を失う」の使い方

ともこ
健太くん。いつもあの女の子を見つめているけど、あの子のことを好きなんでしょう?
健太
ええっ?ともこちゃんってば、何を突然言い出すのかと思えば。ええっ?あたふたしてしまったじゃないか。
ともこ
あら。その度を失った様子では、私の勘は当たりだったということね。
健太
はあ。当たりだよ。ともこちゃんにはかなわないなあ。

「度を失う」の例文

  1. 授業参観で、先生は、生徒の質問に答えることができずに、一瞬度を失ったが、笑顔でごまかした。
  2. 母は兄の事故の知らせに度を失っているようだったので、私がタクシーを呼び、病院まで一緒に行った。
  3. 夜景が見える高台で、彼から突然プロポーズされ、私は度を失って足を滑らせ、崖から滑り落ちてしまった。
  4. 突然の発表に私は度を失い、みんなもさぞ驚いたのだろうと思ったが、事前に知らなかったのは私だけだったようだ。
  5. 僕は入部以来、ずっとレギュラーだったので、当日、急に、スターティングメンバーから外され、僕は度を失って、監督に猛抗議をした。