【慣用句】
花道を飾る
【読み方】
はなみちをかざる
【意味】
最後に華々しい活躍をして、人に惜しまれて引退する。
【語源・由来】
「花道」は歌舞伎の劇場で、客席を縦に貫いて設けられた俳優の出入りする通路。
【スポンサーリンク】
「花道を飾る」の使い方
昨日のサッカーの試合では、引退する選手が、試合が開始してすぐに二点もゴールを決めて盛り上がったよね。
そうね。しかも後半にも一点決めて、チームを勝利に導き、花道を飾ったわよね。
ああやって惜しまれつつ去りたいよね。
そうね。追い出されたり、去ることで安心されるような人間になりたくはないわね。
、
「花道を飾る」の例文
- 監督は今シーズン、優勝を果たしたことで、名将にふさわしい引退の花道を飾ったのだった。
- 映画の監督が引退宣言をしたので、今回の作品が最後になるのだが、花道を飾るにふさわしい大ヒットとなった。
- 相手チームの組織力と隙のない野球のまえに完敗を喫し、最後の花道を飾ることはできなかった。
- この舞台を最後に引退することを宣言している俳優の熱演は、花道を飾るにふさわしいものだった。
- そのレースで、新記録を更新し、彼女のマラソン人生の花道を飾るものとなった。