【ことわざ】
待たれる身より待つ身はつらい
【読み方】
またれるみよりまつみはつらい
【意味】
待たせている方も辛かろうが、待つ身はもっと辛いという意味。
【語源・由来】
ー
【類義語】
・待たるるとも待つ身になるな
・待たれる身より待つ身はつらい
・待たるる身になるとも待つ身になるな
【対義語】
・待つ身より待たるる身
【英語訳】
ー
「待たれる身より待つ身はつらい」の使い方
健太くん。いったい、どれだけ待たせたら気が済むのよ。寒くて雪だるまになるかと思ったじゃないの。待たれる身より待つ身はつらいのよ!
ごめんなさーい。出る直前に財布が見つからなくて、しかもやっと見つけて外に出たら、弟が作った落とし穴にはまり、泥だらけになって、急いで学校のジャージに着替えて走ってきたら、途中で迷子を見つけて、交番まで一緒に行っていたんだ。それでとても遅くなってしまったんだ。
もう。それならしょうがないわよね。約束の映画の時間は過ぎたけれども、次の映画の時刻が近いから急いで行きましょう。
うん。本当にごめんね。
「待たれる身より待つ身はつらい」の例文
- 待たれる身より待つ身はつらいというように、待っている方はじれったくてイライラするものだから、私たちの関係が悪化したくなければ時間厳守してよね。
- 待たれる身より待つ身はつらいという言葉のように、取引先を待つことはあっても待たせてはいけない。
- 待たれる身より待つ身はつらいというように、オーディションの結果を待っている日々が、悶絶しそうなくらいつらいから早くしてほしい。
- 待たれる身より待つ身はつらいというように、待った時は寛容に、待たせてしまったときは直ぐ謝罪が鉄則である。
- 待たれる身より待つ身はつらいという言葉のように、告白の答えを待っているのはとてもつらく、待たれる身はきっとなんとも思っていないのだろう。