【慣用句】
目を注ぐ
【読み方】
めをそそぐ
【意味】
注意してよく見る。
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「目を注ぐ」の使い方
健太くん。この絵にずっと目を注ぎ続けているけれども、この絵が好きなの?
うん。なんだか見ていると、勇気や元気がわいてくるような絵だと思うんだよね。
そうね。健太くんは、この絵の題名を見たの?
まだ見ていないよ。あっ。題名は「元気」だ。
「目を注ぐ」の例文
- 寝起きのしょぼつく両目をこすりながら、そのメモに目を注いだ瞬間、雷に打たれたような戦慄に襲われた。
- まだ三時頃だというのに、もうすっかり薄暗くなってしまった窓の外へ目を注いだ。
- セミの幼虫の羽化を見ようと、地面に目を注いでいたら、ちょうどいま、穴から出ようとしている幼虫が動いていた。
- 母は、何かを思い出しているかのように、咲き初めた梅の花にじっと目を注いでいる。
- 張り込んでいる刑事は、物陰からじっとドアに目を注いでいたので、暇だった僕は、その刑事にじっと目を注いでいた。
- 細かいことによく気が付く母が、今日は僕に目を注がなければいいと願いながら、急いで学校へ行く準備を整え家を出たのだった。