「当て事は向こうから外れる」の意味(類義語)
【ことわざ】
当て事は向こうから外れる
【読み方】
あてごとはむこうからはずれる
【意味】
こちらの都合だけで勝手にあてにしたことは、相手の都合で駄目になりがちだということ。
「当て事」はあてにしていることという意味。
「当て事は向こうから外れる」は、自分が期待したり当てにしていることは、相手の都合でうまくいかないことが多いという意味があるんだよ。
なるほどな。つまり、「期待しすぎた事は思うようには進まへん」ってことやな。
他人の動きに左右されるから、思うようにはいかへんってことなんやな。だから、期待を寄せるより、自分の力で事を進めるべきやな。
【類義語】
・当て事と越中褌は向こうから外れる
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「当て事は向こうから外れる」の解説
カンタン!解説
「当て事は向こうから外れる」っていうことわざはね、自分が計画したことや期待していたことが、他人の都合や事情で実現しないことが多いっていう意味なんだよ。
例えばね、友達と遊びに行く約束をしたけど、その友達が突然体調を崩して来られなくなった、とか、テストでいい点数を取るつもりだったけど、思っていたより難しくて思うようにいかなかったとか。
だから、「当て事は向こうから外れる」っていうことわざは、「計画は立てても、それがすべてうまくいくとは限らない」ということを教えてくれているんだね。生活は予想外のことが起こることも多いから、それに対応できる柔軟さも大切なんだよ。
「当て事は向こうから外れる」の使い方
当て事は向こうから外れるというけれど、まさか今になって彼に断られるとはなあ・・・。
なになに?健太くん、困っているの?
そうなんだ。急に当てにしていた人の都合が悪くなってしまって、代わりが居ないんだ。
あら。私が居るわ。きっと私なら無事代役をこなすことができると思うわ。まかせといて!
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「当て事は向こうから外れる」の例文
- 当て事は向こうから外れるというが、相手の都合の変化まで予測できなかった。
- 当て事は向こうから外れるというが、友人の急な身内の不幸のために約束がキャンセルになった。
- 当て事は向こうから外れるというが、取引先の事情で取引は中止となった。
- 当て事は向こうから外れるというが、期待していた原稿は作家体調不良のため、もらうことができなくなった。
- 当て事は向こうから外れるというが、人を当てにせず自分で何とかするべきだ。