「一糸まとわず」の意味(語源由来)
【慣用句】
一糸まとわず
【読み方】
いっしまとわず
【意味】
一枚の衣服も着ていない。すっぱだかである。一糸挂(か)けず。
「一糸まとわず」という言葉は、1枚の衣服も身につけていない、つまり全く裸の状態を表しているんだよ。
つまり、全く何も着てない、すっぽんぽんってことやな。
それをちょっと丁寧に言うたら「一糸まとわず」なわけや。これはちょっと恥ずかしいな。
【語源由来】
「一糸」は、一本の糸。ここでは、ごくわずかな衣服の意味。「まとう」は着る。
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「一糸まとわず」の解説
カンタン!解説
「一糸まとわず」っていう表現はね、直訳すると「一つの糸すら着ていない」という意味なんだよ。つまり、服を一枚も着てない、全裸ってことだよ。
「一糸」ってのは、文字通りには一本の糸を意味するんだけど、ここではすごく少ない量の服のことを指しているんだ。「まとう」は、「着る」っていう意味だよ。
だから、「一糸まとわず」っていうのは、まるで一枚も服を着ていないような状態、つまり全裸のことを言うんだね。例えば、「プールで一糸まとわずに泳いだ」って言ったら、それは服を一枚も着ていないで泳いだ、つまり全裸で泳いだってことになるよ。
「一糸まとわず」の使い方
健太くん。その部屋の中にいるの?
うわあ。そこのドアを今は開けないで。ちょっと待っていて。今、空手の道着を着替えていて、一糸まとまわずの状態なんだ。
ああ、それは、ドアを開けるわけにはいかないわね。急いで着替えてくれる?時間がないのよ。
待たせてごめんね。分かったよー。できるだけ急ぐよ。
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「一糸まとわず」の例文
- 彼は、疲れ果てて、なんとか服を脱いだ後は、ほとんど一糸まとわぬ裸体に近い姿をして朝まで眠ったのである。
- その事件現場には、ほとんど一糸まとわぬ女が血まみれで仰むけに倒れていたのだった。
- 彼らは一糸まとわずに、うわーっと嬌声をあげながら、ドボンと思いっきりよく海に飛び込んだのだった。
- 彼は、家に入るとすぐに服を脱ぎ、ご飯を作るときも食べるときも、一糸まとわず生活をしているそうだ。
- 水着なんて、ほとんど一糸まとわずの姿のようなものだから、そんな恰好は恥ずかしくてしたくないのよ。