「打つ手がない」の意味(類義語)
【慣用句】
打つ手がない
【読み方】
うつてがない
【意味】
うまく切り抜ける方法や手段が見つからない。
「打つ手がない」という表現は、解決策や対処法、有効な手段が全く見つからないという状況を指すんだ。
つまり、「もう何をすればいいかわからん」って感じのことを言うんやな。
問題や困難に直面して、どう対処していいか見つからん、どうにもならんってときに使う言葉なんやな。
【類義語】
八方塞がり(はっぽうふさがり)
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「打つ手がない」の解説
カンタン!解説
「打つ手がない」っていう表現は、困った事態や問題に対して、どうすればいいかわからない、または何をしても解決しそうにない状況を指すんだよ。
例えば、試験勉強をしていて、どうやっても解けない難しい問題に直面した時や、ビジネスで厳しい競争に立ち向かっているけど、どう戦略を立てても進展が見られない時などに、「打つ手がない」と言うことができるんだ。
「打つ手」というのは、何か行動を起こすための具体的な手段や方法を指すんだ。「打つ手がない」は、そういう具体的な手段や方法が一つも思いつかない、またはどんな手段を使ってもうまくいかないという状況を表現しているんだね。
「打つ手がない」の使い方
ああ、ここは行き止まりだった。もう打つ手がないぞ。僕たちは、絶体絶命だ。
いいえ。そんなことはないわ。何か打つ手があるはずよ・・・。そうだ、塀の上に上がるのよ。
ああ、その手があったか、急いで上がろう。もう、すぐそこまで来ている。
でも、なんで私たちは野良犬に追いかけられているのかしら?
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「打つ手がない」の例文
- もはや打つ手がないことが明らかになった後、僕は、ようやく降伏したのだった。
- この最終戦では、今大会初めて先制点を取られてしまい、チームに動揺が広がってしまって打つ手がなくなった。
- この説得で駄目だったら、僕にはもう彼女を止めるための打つ手がない。
- 彼らはきっと、こちらは打つ手がないと思って油断しているはずだから、今こそ逆転のチャンスだと思う。
- 自分が情けなくてしょうがないくらいに、もう打つ手がなくなってしまったのだった。
- 健太くんが、馬鹿なことをしでかしたせいで、こちらは打つ手がなくなってしまったじゃないか。