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【有頂天になる】の意味と使い方や例文(慣用句)

有頂天になる

「有頂天になる」の意味(語源由来・類義語)

意味

【慣用句】
有頂天になる

【読み方】
うちょうてんになる

【意味】
いい気になる。喜びに我を忘れる。

ことわざ博士
「有頂天になる」という表現は、とてもうれしくて、舞い上がるほど喜びに満ち溢れている状態を指すんだ。
助手ねこ
つまり、すごくうれしくて、テンションが最高潮に達するってことやな。

例えば、宝くじで大金当たったときとか、サッカーでゴール決めたときとかに、「有頂天になる」んやな。ほんまに、めっちゃ喜んで、飛び跳ねてるみたいな状態を表す言葉やな。

【語源由来】
「有頂天」は仏教のことばで最高位にある天。仏教的世界観から生存形態を分類したなかで,形ある世界の最頂に位する神。色究竟天 (しきくきょうてん) ともいう。転じて「得意の絶頂」の意に用いる。

【類義語】
無我夢中になる

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「有頂天になる」の解説

カンタン!解説
解説

「有頂天になる」っていう表現はね、超絶的に嬉しくて、まるで宙を飛んでいるみたいに感じる状態を言うんだよ。

元々、「有頂天」ってのは、仏教の世界で一番高い天のことを指すんだ。そこに上がるのは、すごく修行を積んだ人だけなんだよ。だから、「有頂天になる」とは、文字通りに解釈すると、「自分が有頂天まで昇ってしまう」くらいの喜びを感じている状態を表すんだね。

例えばね、テストで自分が思ってたよりもずっといい点を取った時や、欲しかったおもちゃをプレゼントでもらった時なんかは、「有頂天になる」って言えるんだよ。そういう時、すごく嬉しくて、まるで宙に浮いているような感じがするでしょ?それがまさに「有頂天になる」っていう状態なんだよ。

「有頂天になる」の使い方

ともこ
健太くん。テストで80点を取ったからって有頂天になっていると痛い目を見るわよ。
健太
そうだよね。今回は、まぐれで80点を取ったからね。でも今日くらいは有頂天になってもいいじゃない。
ともこ
そこまで分かっているなら、有頂天になっても良いと思うわ。
健太
今日は、母さんも有頂天になるだろうな。
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「有頂天になる」の例文

例文
  1. 長く苦しい受験勉強の日々が続いていたので、試験に合格して有頂天になったのだった。
  2. 私は自分の小さな勝利にいささか有頂天になりすぎていたかもしれないが、これほど気持が昂揚した瞬間はなかったのだ。
  3. 偉業を成功させたことに有頂天になった彼は、その日の日記に喜びを爆発させている。
  4. 家へ帰ると、私はもう気がちがうばかりに有頂天になって、一人で家中、踊っていました。
  5. あまり有頂天になっていると、幸福ににげられるという気がしたから、何とか冷静になるよう努めたのだった。