「打って出る」の意味
【慣用句】
打って出る
【読み方】
うってでる
【意味】
①自分から進んで乗り出す。
②攻めて出る。出撃する。
「打って出る」という表現は、自分から積極的に敵に対して攻撃を始めること、または、自分から活動の場に進み出ることを指すんだよ。
つまり、待ってるだけじゃなくて、自分から先手を取って行動し始めるってことやな。
試合や競争でも先に行動することで優位に立てる場合もあるしな。自分からチャレンジして、場に出て行く意欲や行動力を示す言葉なんやな。
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「打って出る」の解説
カンタン!解説
「打って出る」っていう言葉は、自分から積極的に行動を起こす、進んでやり始める、あるいは自分から攻めていくっていう意味があるんだよ。
元々は戦いの場面で使われていて、敵に対して自分たちから先に攻撃を開始する、つまり出撃するっていう意味だったんだ。
たとえばね、スポーツの試合で、自分たちから先に点を取るために攻めに出るとか、議論で自分の意見を最初に強く主張するなんて時に「打って出る」って使うことができるよ。
それに、この言葉は自分から前向きに行動を起こす、つまり自発的にやるという強い意志や決断力を表しているから、何かを始める時や挑戦する時にも使うことができるんだよね。
「打って出る」の使い方
健太くん。私は、生徒会長を選出する選挙に打って出ることにしたわ。
ほー。生徒会の選挙に立候補するんだね。それは、ライバルがかわいそうになる位、ともこちゃんの圧勝になるだろうね。
そうだと良いんだけど、今まで、女子生徒が選ばれたことは無かったそうだから心配なの。
ともこちゃんは、男子生徒より強くてこわいから大丈夫でしょう。ああ、怒らないで・・・。
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「打って出る」の例文
- 突然の番組休止の裏側は、出演者とテレビ局の関係悪化のため、当番組の一時放送休止に打って出たと見られている。
- 救援は来ないし、戦うことができる兵が少ない状況では、外に打って出ることができなかった。
- 敵に火を放たれ、城は火に包まれ、城兵たちは善戦したがやむなく城から敵の中に打って出た。
- 大冒険をするような気分で選挙戦に立候補して打って出たが、しかし、選挙はうまくいかなかった。
- 最初は、話を聞いてもらう事すらできなかったけれども、政治家である父の名を出して強い態度に打って出たら、効果は覿面(てきめん)だった。