「悦に入る」の意味
【慣用句】
悦に入る
【読み方】
えつにいる
【意味】
思い通りになって満足する。「悦」は、喜び。
「悦に入る」という表現は、物事が順調に進んで、自分が満足して喜ぶ状態を指すんだよ。
つまり、「うまくいってホクホクしてる」ってことやな。
何かがちゃんと計画通りに進んで、それに自分が満足してウキウキしてる、そんな感じの時に使う言葉やな。これは、結果が出た時の嬉しさを表現するのにええな。
【スポンサーリンク】
「悦に入る」の解説
カンタン!解説
「悦に入る」っていう表現はね、自分一人で嬉しくて満足していることを指すんだよ。
例えばね、一人で自分の部屋で好きな音楽を聴いて、それに合わせて一人で踊ったり、好きな本を読んで、その内容にうっとりしたりするような状況を指すんだ。
「悦」っていうのは「喜び」や「満足感」っていう意味で、「入る」は「その中に入る」っていう意味だから、「悦に入る」は「喜びの中に入る」っていう意味になるんだよ。
でも、これはただ単に喜んでいるだけじゃなくて、自分の中で心地よさを感じて、その感情を満喫している状況を言うんだよね。だから、一緒にいる他の人にはその喜びが伝わらないかもしれないけど、自分自身はすごく嬉しいっていう感じが「悦に入る」っていう表現なんだよ。
「悦に入る」の使い方
健太くん。一人でにやにや笑ってどうしたの?何かいいことがあったの?
うん。母さんに頼まれて、今、家の門のペンキを塗り替えていたんだけど、プロが塗ったように上手にできたなと一人で悦に入っていたんだ。
へえ。あら、本当ね。とてもきれいに塗ってあるわ。うちの門も塗ってもらいたいくらいだわ。
【スポンサーリンク】
「悦に入る」の例文
- うちの猫は、私が撫でるまで甘えた声でないて、いざ撫でてあげると、悦に入った顔をしている。
- 彼は、自分で初めて手がけた仕事が順調に運んだので、悦に入っているようだ。
- 姉は三年かけて描いた絵がようやく完成したので、一人悦に入っている。
- 今回の自分の演技は素晴らしかったと悦に入りながら、自分が出演した映画を見る時間が一番好きである。
- 彼女はモデルを仕事にしているのだが、家中に大きな鏡を配置して、全身を映し、ポーズをとっては一人悦に入っていた。