【慣用句】
言葉を尽くす
【読み方】
ことばをつくす
【意味】
あらん限りの言葉を用いて一生懸命話すこと。
「尽くす」は、出し切るということ。
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「言葉を尽くす」の使い方
言葉を尽くせばたいてい、相手は理解を示してくれるものよ。
そうかなあ。僕の場合は、たいてい失敗に終わるけどなあ。
健太くんは、話の途中で面倒くさくなって、言葉を尽くすことをやめてしまうからよ。
ああ、それはあるかもしれないね。
「言葉を尽くす」の例文
- 私は彼女の医者として相談をうけ、私の妻は学校時代からの友達として、しばしば泣き言を聞かされ、そのたびに私たち夫婦は言葉を尽くして彼女をなぐさめたのです。
- 彼女が、僕とともこちゃんの関係を誤解をしているようだったので、言葉を尽くして単なる幼馴染だと説明したのでした。
- 授業でスピーチをしたとき、ロボットのおもしろいところを分かってほしくて、言葉を尽くして説明した。
- 家出をしようとしている彼に、思いとどまるよう言葉を尽くして説得したのだが、僕には無理だったようで、次の日、彼はいなくなっていた。
- あれこれと言葉を尽くして妻の機嫌をとろうとしたのだが、ずっと拗ねたままなのでわずらわしくなった。
- 私は、言葉を尽くして、何かにおびえている彼女を安心させてあげたのです。
【注意!】間違った例文
❌「ぼくは自由時間にともこちゃんと喋りすぎて、言葉を尽くした。」
この使い方は間違い。「言葉を尽くす」は、言うことがなくなるということではない。