【慣用句】
玉虫色
【読み方】
たまむしいろ
【意味】
あいまいなようす。
【語源・由来】
玉虫の羽は角度によって、様々な色に見えることから。
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「玉虫色」の使い方
ともこちゃんの嘘つき。宿題を見せてくれるって言ったじゃないか。
言っていないわ。健太くんが宿題で困ったら見せてねって言うから、困った時はどうぞって言ったのよ。
そんな。玉虫色みたいな言い方しないでよ。今、とっても困っているんだけど・・・。
本当に困っていたら、宿題をせずに遊びに行かないと思うんだけど。
「玉虫色」の例文
- 商人は、揚げ足や言質を取られないように、玉虫色の話し方をする。
- みんなの言い分を聞いているうちに、結局玉虫色の計画案になってしまった。
- 育児に関しての知識にも流行り廃りがあり、母乳がいいのか粉ミルクがいいのか、結論は玉虫色である。
- 消費税を増税するのか、見直すかについて、玉虫色になっていたが、今回、増税をはっきりと明言したのでした。
- 彼は、今、会議のメンバーのそれぞれの発言を聞きながら、じつに玉虫色の折衷案を出してきたのでした。
- その会議では、いつも通り、明確な解決策は出ず、玉虫色の結論を出すにとどまった。