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【箍が緩む】の意味と使い方や例文(慣用句)

箍が緩む

【慣用句】
箍が緩む

【読み方】
たががゆるむ

【意味】
緊張が緩んだり年をとったりして、だらしなくなる。規律が緩む。

【語源・由来】
「箍」は、桶や樽の周囲にはめて、その胴が分解しないように押さえ付けてある竹や金属で作った輪のこと。

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「箍が緩む」の使い方

ともこ
健太くん。大会で優勝してから箍が緩んでいるんじゃないの?
健太
そんなことないよ。むしゃむしゃ。ちゃんと練習をしているよ。むしゃむしゃ。
ともこ
ほら。今も食べているけど、最近食べ過ぎで、少し太ったわよ。
健太
ええっ。やっぱり?そうかなとは思っていたんだけど・・・。気を引き締めて、トレーニング増やさないとな。

「箍が緩む」の例文

  1. 運転免許をとって半年もたつと箍が緩み事故を起こしやすくなるものだから、君は気を付けたほうが良い。
  2. お酒を飲みはじめて酔っ払った彼は、少し箍が緩んで、言動が怪しくなってきていた。
  3. 大石内蔵助は、仇討ちにより、箍が緩んだ元禄時代の世相と五代将軍・徳川綱吉の治世への抗議を目論んだ。
  4. 最近どうも官僚たちの箍が緩んでいるように思える事件が相次いで世間をにぎわせている。
  5. 彼は厳しかった父が亡くなってから、箍が緩んだように遊び呆けている。