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【立つ瀬がない】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
立つ瀬がない

【読み方】
たつせがない

【意味】
自分の立場がなくなること。

【語源・由来】
「瀬」とは、川の水が浅くて、歩いて渡れる所のことで、「立つ瀬」は立っているべき所、立場を意味する。

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「立つ瀬がない」の使い方

ともこ
健太くん。聞いてよ!
健太
うわっ。ともこちゃんが怒っている。どうしたの?頭から怒りの蒸気が出ているよ。
ともこ
学校一のというより、人間離れした美しさのあの子と容姿を比べられたの!そんなことしたら私の立つ瀬がないじゃない。
健太
いやあ、そうだね・・・。いやいや。ともこちゃんもかわいいって。

「立つ瀬がない」の例文

  1. あんな下品な人に、そんなやつと言われては、私の立つ瀬がないではないか。
  2. みんなのためを思い頑張ってやったのに、先生に媚びを売っていると言われたのでは私の立つ瀬がないじゃない。
  3. 僕は馬鹿だと自覚しているが、自分の母親にまで馬鹿と言われては立つ瀬がない
  4. できるだけ、自分で何か作戦を練らなければ、彼女に任せっきりでは立つ瀬がないというものだ。
  5. みんなが嫌がるから、仕方なく僕が引き受けたにすぎないのに、外部からとやかく批判されたのでは立つ瀬がないと、開き直った。