【慣用句】
御輿を据える
【読み方】
みこしをすえる
【意味】
どっしりと腰を下ろして動かない。
【語源由来】
重い神輿をすえるように、腰を落ち着けてどっしりと構えることから。
【類義語】
・腰を据える
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「御輿を据える」の使い方
あそこの病院の先生は、優しくて話をちゃんと聞いてくれるから、病気でもないのに話をしに来るお年寄りが多いんだって。
へえ。だからあそこは御輿を据えている患者さんたちで、待合室がいっぱいなのね。
その先生のすごいところは、優しいだけじゃなくて、話しながら普段と違うところがないか観察して、重病を発見したことがあるところなんだよ。
それはすごいわね。町医者の鑑だわ。
「御輿を据える」の例文
- 御用聞きに来てくれる酒屋さんは、良い人なんだけど、話し好きでいつも御輿を据えるから困ります。
- 母のところに遊びに来た友人は、御輿を据えてなかなか帰らないようだけれども、晩御飯を食べていくのだろうか。
- 祖父は、朝ごはんを食べて、のんびり縁側でお茶を飲みながら御輿を据えていました。
- この宿が気に入ったので、しばらく御輿を据えることにしました。
- 今年の夏はいつまでも御輿を据えていて、なかなか涼しくならないねえ。