【慣用句】
冥利に尽きる
【読み方】
みょうりにつきる
【意味】
自分の立場として、これ以上の幸せはないとありがたく思う。「冥利」は神仏が知らず知らずのうちに与える恩恵のこと。
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「冥利に尽きる」の使い方
ともこちゃんの料理はおいしいね。箸が止まらないよ。
そこまで満足してもらえたら、作った私は、冥利に尽きるってものよね。
うん。ほんとうにおいしいよ。これおかわりある?
ええあるわよ。足りなかったら作るからどんどん食べて。
「冥利に尽きる」の例文
- 観客から盛大な拍手喝采を浴び、役者冥利に尽き、ありがたいことです。
- 友人は、みんなおもしろいと喜んでくれるし、家族は、本が出版されたことを喜んでいて、これは作家冥利に尽きるなと思いました。
- 自分自身が主人公のモデルになって当て書されるなんて、役者冥利に尽きると彼は語っていました。
- 後世に残る傑作を誰でもが作れるわけではないのだから、たった一枚だってそんなCDをこの世に残せたら、それはアーティスト冥利に尽きるというものでしょう。
- 私の絶版になった作品の再販を望む声は、多く寄せられ、書き手として冥利に尽きることでした。