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【見るに忍びない】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
見るに忍びない

【読み方】
みるにしのびない

【意味】
あまりにも気の毒であったり、ひどい状態であったりして、見ているのが非常につらい。

【類義語】
・見るに堪えない
・目も当てられない

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「見るに忍びない」の使い方

ともこ
健太くん。夏休みの宿題は終わりそうなの?
健太
う、うん。まだまだたくさん残っているけれども、今年は、何とか自力で乗り越えてみるよ。
ともこ
なんだか、辛そうな健太くんを見るに忍びないから、本当に困ったら私に言ってね。
健太
本当!本当は助けてほしかったんだ!あのね。これとこれをね、やってほしいんだ!

「見るに忍びない」の例文

  1. 先生は家族をはやくに亡くされているので、私が病院で最後にお会いした時、先生の孤独の影を見るに忍びなく思いました。
  2. 彼は、顔を包帯でまいていて、私は、その顔を見るに忍びないような気がしました。
  3. こんな寒空の下、段ボールをベッドに寝ている彼らの姿を見るに忍びないと妻は言います。
  4. 部下たちは自分たちの愛すべき上司が、こんな扱いを受けるのを見るに忍びなかったのです。
  5. 昔のことを思い出そうとすると顔を苦痛でゆがめる老人の姿を見るに忍びなく、それ以上真相を聞き出すことはできなかった。