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【遣らずの雨】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
遣らずの雨

【読み方】
やらずのあめ

【意味】
帰ろうとする人や出かけようとする人を引き止めるかのように降る雨。

「遣らず」は、行かせないということ。
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「遣らずの雨」の使い方

健太
もうこんな時間だ。帰らないといけないや。
ともこ
ええーっ。もう少しいいじゃないの。こんなに楽しいのに。
健太
あっ。雨が降ってきたよ。ああ、傘を持ってきていないよ。
ともこ
遣らずの雨ね。まだ帰る時間じゃないってことよ。きっとすぐ止むわよ。雨が止むまで遊んでいったらいいわ。

「遣らずの雨」の例文

  1. そろそろおいとましようかと席を立ったら、雨が降って来て、マスターに「遣らずの雨だね。」と言われ、また座りました。
  2. 彼が帰りたそうにしているので、遣らずの雨が降ればいいのにと思いました。
  3. 友人が久しぶりに遠方から会いに来てくれた夜、遣らずの雨が降ったおかげで、一晩泊ることにして、長く話をすることができました。
  4. 帰ろうとしたら、遣らずの雨が降ってきたので、もう少しともこちゃんと図書館で勉強をすることにしました。
  5. この人ともう少し話をしていたいなと思っていたら、ちょうど遣らずの雨が降ってきたので、雨が止むまで話をしましょうという事になりました。



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