【ことわざ】
右を踏めば左が上がる
【読み方】
みぎをふめばひだりがあがる
【意味】
一方によいことは他方には悪い、同時によいことはないというたとえ。
【類義語】
出船によい風は入り船に悪い(でふねによいかぜはいりふねにわるい)
あちら立てればこちらが立たぬ(あちらたてればこちらがたたぬ)
痛し痒し(いたしかゆし)
頭押さえりゃ尻上がる(あたまおさえりゃしりあがる)
【対義語】
一挙両得(いっきょりょうとく)
一石二鳥(いっせきにちょう)
【英語訳】
Ill for the rider, good for the abider.
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「右を踏めば左があがる」の使い方
野球観戦のチケットがあと1枚あるんだ。誰と行こうかな。
太郎君と行けば。
同じチームだから光一君に申し訳ないし。
右を踏めば左が上がるのね。じゃー。私を野球に連れてって。
「右を踏めば左があがる」の例文
- 農産品を優遇すれば工業製品に不利となる。右を踏めば左があがる判断には別な視点の比較要素が必要である。
- 利益は少ないが信頼度が高い顧客を優先したい。右を踏めば左があがるはずだ、他の顧客対策を考えなければならない。
- 新たな戦略の導入は、我が社にとっては右を踏めば左があがることとなるため、再検討すべきである。
- 行けば金がかかるし、行かなければ評価下がるし、右を踏めば左があがる。この時期の判断は難しいな。