「網の目にさえ恋風がたまる」の意味
【ことわざ】
網の目にさえ恋風がたまる
【読み方】
あみのめにさえこいかぜがたまる
【意味】
綱の目には普通、風は吹き抜けてたまったりすることはないが、恋の風なら通り抜けることなくたまることがある。
つまり「恋の力はすごい」ってことやな。普通は風なら網の目をスーっと通り抜けるけど、恋の風になるとそれがたまるっていうんやな。
これは、恋する力がどれだけ強いかを教えてくれるんやな。恋すると、普段できひんこともできるようになるんやな。
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「網の目にさえ恋風がたまる」の解説
カンタン!解説
「網の目にさえ恋風がたまる」っていう表現はね、普通の風は網の目をすり抜けていくけど、恋の感情、つまり恋風はそうはいかないっていう意味だよ。
例えばね、恋をしているとき、その気持ちは強くて深くて、どこにでも浸透していくんだ。それは、風が網の目を通り抜けてしまうように、どんな障害物があっても、その恋の感情は通り抜けていく。でも逆に、その恋の感情は、風が通り抜けていくはずの網の目にまでたまるんだ。
だから、「網の目にさえ恋風がたまる」っていうのは、恋の感情がとても強くて、どこにでも広がり、どんな障害にも阻まれない、っていうことを表しているんだよ。それが恋ってものさ、強くて、どこにでも広がっていく力があるんだね。
「網の目にさえ恋風がたまる」の使い方
ともこちゃん。もしかして彼にフォーリンラブ?
ち、ちがうわよ。
へえ。網の目にさえ恋風がたまるっていうけれども、クールで恋愛からは程遠いともこちゃんが恋をねえ。
変な勘違いしないでよね。
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「網の目にさえ恋風がたまる」の例文
- 恋愛に興味がないともこちゃんでも、網の目にさえ恋風がたまるというから、いつか恋に目覚める日が来るのでしょう。
- 女性に無関心だった健太くんに恋人ができるなんて、網の目にさえ恋風がたまるって本当だね。
- 網の目にさえ恋風がたまるっていうけれども、一生恋はしないと宣言していたともこちゃんが恋をするなんてね。
- 世の中不思議なこともあるもんだ、網の目にさえ恋風がたまるというけれども、恋愛に興味がない健太くんに好きな人ができるとは。
- 網の目にさえ恋風がたまるというけれども、ともこちゃんが本気の恋をするとは驚きだ。
「網の目にさえ恋風がたまる」という表現は、普通であれば風は網の目を通り抜けるが、恋の風に関しては通り抜けずにたまることがあるという意味だよ。