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「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
【読み方】
きくはいっときのはじきかぬはいっしょうのはじ
【意味】
自分の知らないことはそのままにせず、積極的に聞いたほうが良いという意味。
これは、知識を得るためには恥をかく覚悟も必要やってことを教えてくれてるんやで。
【語源由来】
知らないことを聞くのは恥ずかしいかもしれないが、聞かなければずっと物事を知らなくて、一生恥ずかしい思いをすることになることから。
【類義語】
・聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥
・問うは一時の恥、問わぬは末代の恥
・聞くは一旦の恥聞かぬは末代の恥
・問うは一旦の恥問わぬは末代の恥
・負け惜しみは一生文盲
・知らずば人に問え
「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」の解説
「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」っていうことわざは、知らないことを人に聞くのは一瞬恥ずかしいかもしれないけど、それを聞かずにずっと知らないままだと、ずっと恥ずかしい思いをしちゃうよ、っていう意味なんだよ。
例えば、学校で先生が新しいことを教えてくれたとき、すぐに理解できなかったら、その場で質問することはちょっと恥ずかしいかもしれないよね。でも、それを聞かずにずっとわからないままだと、後でテストに出てきたり、友達との話の中でその話題が出てきたときに、何も言えなくてずっと恥ずかしい思いをすることになるかもしれないよね。
だから、このことわざは、「恥ずかしさを感じるかもしれないけど、わからないことはすぐに聞くことが大切だよ」という教えを伝えているんだね。これは学問だけじゃなくて、人間関係や仕事の場でもとっても大切なことなんだよ。
「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」の使い方
「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」の例文
- 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥なのだから、知ったかぶりをせず質問しなさい。
- テーブルマナーが分からなかったため、聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥だと思って友人に聞いた。
- 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥というが、知らないことを人に聞くのは少し恥ずかしいが、聞かずに知らないままでいると一生はずかしい思いをするので、すぐに聞いたほうがいいよ。
- 算数の授業中にわからないことがあった。手をあげるのは恥ずかしかったけれど、聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥というので、思い切って聞いてみることにした。
- 新入社員の僕はよく先輩に「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥だから知ったかぶりはするな」と言わている。
- 上司が「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥だ。なんでも聞け。」と言っていたため質問しやすくて助かった。
「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」を英語で言うと?
「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」の英語表現をご紹介します。
※英語の声:音読さん
Nothing is lost for asking.
- 直訳:聞いて失う物は何もない。
- 意味:わからないことを尋ねることで失うものはないので、積極的に尋ねるべきだ。
Better to ask the way than go astray.
- 直訳:道に迷うより道を聞くがよい。
- 意味:知らないことを聞くのは、その場では恥ずかしい思いをするが、聞かないで知らないままいるよりはましだ。
- 用語:astray:迷って、道からそれて
Asking makes one appear foolish, but not asking makes one foolish indeed.
- 直訳:聞くと愚か者に見えるが、聞かなければ本当の愚か者になる。
Ask much, know much.
- 直訳:大いに聞いて、大いに知れ。
つまり、知らないことがあれば、たとえ恥ずかしくても、積極的に質問して学ぶべきだという教えが込められているんだ。