【ことわざ】
狐之を埋めて狐之を搰く
【読み方】
きつねこれをうずめてきつねこれをあばく
【意味】
疑い深い性質のため、自分の手で物事をだめにしてしまうこと。
「搰く」は、掘る。発掘する。
【出典】
「国語」
【語源・由来】
狐は疑い深く、自分で土の中に埋めた食べ物を掘り起こして確かめることから。
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「狐之を埋めて狐之を搰く」の使い方
健太くんは疑り深いわね。
石橋を叩いて渡るタイプだからね。
狐之を埋めて狐之を搰くように、石橋を叩いて叩いて叩きすぎて粉々にしてしまって渡れないタイプじゃないの?
間違っているとは言い切れない。
「狐之を埋めて狐之を搰く」の例文
- 彼は苦労してきたから疑り深い性格だが、そのせいで狐之を埋めて狐之を搰き損をしている。
- 人を疑うことで人の信頼を失い、狐之を埋めて狐之を搰く。
- 危機管理能力が高いのは良いことだが、人を疑い過ぎて狐之を埋めて狐之を搰くのは行き過ぎだよ。
- 狐之を埋めて狐之を搰くとなるほど疑り深い性格は、人を不快にさせる。
- 疑心暗鬼を生じた彼は狐之を埋めて狐之を搰く。