「朝曇りは晴れ、夕曇りは雨」の意味(語源由来)
【ことわざ】
朝曇りは晴れ、夕曇りは雨
【読み方】
あさくもりははれ、ゆうぐもりはあめ
【意味】
朝曇っていると、その後は晴れ、夕方曇っていると、翌日は雨が降る。
ほんなら、それはつまり、朝曇っててもあんまり気にせんでええってことやな。そんな時は、昼にはええ天気になる可能性があるからな。
でも、夕方曇ってきたら要注意やな。それは翌日雨降る可能性があるってサインかもしれへんから。
【語源・由来】
周囲を山に囲まれた地域で、夜の間に放射冷却で冷えた山斜面の冷気が平野に下りてきて、平野に霧やもやを発生させる。朝になり太陽が昇ると、気温が上昇し霧や靄が消える現象から。
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「朝曇りは晴れ、夕曇りは雨」の解説
カンタン!解説
「朝曇りは晴れ、夕曇りは雨」っていうことわざは、朝に曇っていてもその後晴れるだろうし、逆に夕方に曇っていたら、次の日は雨が降る可能性が高いっていう意味なんだよ。
例えばね、山に囲まれた場所では、夜間に冷えた山の斜面から冷たい空気が下りてきて、平地に霧やもやができることがあるんだ。でも、朝になって太陽が昇ると、気温が上がって霧やもやが消えて、結局晴れることがよくあるんだよ。
それと同じで、夕方に空が曇っていたら、その曇りが夜になって冷え込み、次の日には雨に変わることがよくあるんだ。
だから、「朝曇りは晴れ、夕曇りは雨」っていうことわざは、天気の変わりやすさを教えてくれていて、ちょっとした自然の観察から、天気予報を立てることができるんだね。
「朝曇りは晴れ、夕曇りは雨」の使い方
朝曇りは晴れ、夕曇りは雨というから明日は雨ね。
確かにどんより曇っているね。
明日の運動会は中止ね。
もしかするともしかするかもしれないから、てるてるぼうずをたくさん作っておくよ。
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「朝曇りは晴れ、夕曇りは雨」の例文
- 朝曇りは晴れ、夕曇りは雨というから、この後はすっきり晴れるだろう。
- 朝曇りは晴れ、夕曇りは雨というが、一日中曇りの後雨が降った。
- 朝曇りは晴れ、夕曇りは雨という、きっと天気が崩れることは無いだろう。
- 朝曇りは晴れ、夕曇りは雨といわれるが、念のため折り畳み傘を持っていこう。
- 朝曇りは晴れ、夕曇りは雨という、明日の朝には雨が降っているかもしれない。
一方、夕方に曇っていると、次の日には雨になることが多い、ということを示しているんだ。