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【麻を荷って金を捨てる】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

麻を荷って金を捨てる

「麻を荷って金を捨てる」の意味(語源由来・類義語)

意味
【ことわざ】
麻を荷って金を捨てる

【読み方】
あさをになってかねをすてる

【意味】
つまらないものを取り、大切なものを捨てること。

ことわざ博士
「麻を荷って金を捨てる」ということわざは、目先の小さな利益に目がくらんで、大切なものを見失うことを警告しているんだよ。
助手ねこ
あーなるほどな。つまり、「目の前の小さな利益にとらわれて、大事なものを忘れる」ってことやな。

つまらんものにこだわって、大事なものを手放すってこと。このことわざは、大事なものの価値をちゃんと理解して、目先の利益に流されへんように気をつけようって教えてくれてるんやな。

【語源・由来】
麻を手に入れた喜びのあまり、持っている金を邪魔だと捨てる意から。

【類義語】
玉を還してひつを留む

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「麻を荷って金を捨てる」の解説

カンタン!解説
解説

「麻を荷って金を捨てる」っていうことわざはね、ちょっとした利益に目がくらんで、大事なものを見失ってしまうことを表してるんだよ。

例えばね、公園で小さなおもちゃを見つけてすごく嬉しくなったけど、そのせいで、ポケットに入っていた大切な財布を忘れてしまった、みたいな状況さ。小さなおもちゃ(これが「麻」に当たるね)に目を奪われて、大切な財布(これが「金」に当たるよ)を忘れてしまったんだ。

だから、「麻を荷って金を捨てる」っていうことわざは、「ちょっとした楽しみに目がくらんで、大切なものを忘れてしまうなんてことがないように気をつけよう」っていう教えを伝えているんだよ。ちょっとした楽しみはいいけど、それに夢中になりすぎて大事なものを見失わないようにしようね。

「麻を荷って金を捨てる」の使い方

ともこ
健太くん。彼女ができて友達付き合いが悪くなったんですって?
健太
ようやくできた彼女を大事にしないとね。
ともこ
麻を荷って金を捨てるようなものだと思うけどな。友達は一生ものよ。
健太
友だちに謝って、もっと彼らとの時間を大事にするよ。
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「麻を荷って金を捨てる」の例文

例文
  1. 目先の利益のために築き上げた信頼を損なうことをするなんて、麻を荷って金を捨てるのと同じだ。
  2. この瞬間のために将来を棒に振るとは、麻を荷って金を捨てるようなものだ。
  3. 麻を荷って金を捨てるような愚かなことをしようとしている君を見過ごすわけにはいかない。
  4. 麻を荷って金を捨てることになるが、ともこちゃんを救うためだから致し方ない。
  5. 間違っても麻を荷って金を捨てることがないよう、先のことまで考えて行動する。

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