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【あちら立てればこちらが立たぬ】の意味と使い方や例文(類義語・英語)

あちら立てればこちらが立たぬ

「あちら立てればこちらが立たぬ」の意味(類義語・英語)

意味

【ことわざ】
あちら立てればこちらが立たぬ

【読み方】
あちらたてればこちらがたたぬ

【意味】
物事は両立しにくく、一方をよくすればもう一方が悪くなるというたとえ。また、二人の主人に仕えるのはうまくいかないということ。

ことわざ博士
「あちらを立てればこちらが立たぬ」ということわざは、両方にとって良い結果を同時に得るのは難しいことを示しているんだよ。

一方を優先すれば、他方は満足できない、という状況を表しているんだ。

助手ねこ
つまり、「片方を満足させると、もう片方が不満になる」ってことやな。全部の人を喜ばせるって、なかなか難しいことやってことやな。

これは、すべての人を同時に満足させるのは不可能なこともあるっていう、人間関係の難しさを教えてくれる言葉やな。

【類義語】
・出船によい風は入り船に悪い
・彼方によければ此方の怨み
・頭押さえりゃ尻上がる
・両方立てれば身が立たぬ

【英語】
You can’t please everyone.(誰もが気に入るようにはできない)

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「あちら立てればこちらが立たぬ」の解説

カンタン!解説
解説

「あちら立てればこちらが立たぬ」の「立てる」っていうのは、「人の面目を保つ」や「人を立てる」という意味なんだ。つまり、人が立派に見えるようにする、または人の評判を良くすることを言うんだよ。

で、「あちら立てればこちらが立たぬ」っていうのは、一方の人の面目を保つために努力していると、その分、もう一方の人の面目が保てなくなる、ということを表しているんだ。つまり、Aさんをほめて立てると、その分、Bさんが立てられなくなる、というような状況を表しているんだね。

だから、このことわざは、「全員の面目を同時に保つのは難しい」っていう意味があるんだよ。ある人をほめれば、他の人が傷つくかもしれないし、逆もまた然り。だから、人を立てるときは、全員の気持ちを考えて行動することが大切なんだよ。

「あちら立てればこちらが立たぬ」の使い方

健太
昨日は、帰宅したら父さんと母さんが喧嘩をしていて困ったよ。
ともこ
ああ、それは困るわよね。
健太
父さんと母さんは、僕を味方につけようとあれやこれやしてくれるんだけど、あちら立てればこちらが立たぬというやつで、どちらの味方もできないし困り果ててしまったよ。
ともこ
それはもう、嵐が過ぎ去るのを待つしかないわね。
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「あちら立てればこちらが立たぬ」の例文

例文
  1. 部長派と専務派の間に挟まれて、あちら立てればこちらが立たぬで困ってしまう。
  2. 学校側とPTAの仲介役になってしまい、あちら立てればこちらが立たぬで、疲れてしまった。
  3. 主役級の女優が二人も同じ現場にいると、あちら立てればこちらが立たぬの状態になる。
  4. 友人二人に、どっちの味方なのと詰め寄られたが、あちら立てればこちらが立たぬで答えることができるわけがない。
  5. 今までの取引先を取るか新規の取引先を取るか、あちら立てればこちらが立たぬで迷った。

「あちら立てればこちらが立たぬ」の文学作品などの用例

「どっちにすればいいんでありますか」「そういう時には臨機の処置をとって、両方の顔を立てるがいい」「でもあちら立てればこちらが立たず、両方立てれば身が立たず、であります」(田河水泡の、のらくろ自叙伝より)