【ことわざ】
嘘から出た実
「うそより出た誠」ともいう。
【読み方】
うそからでたまこと
【意味】
初めは嘘のつもりで言ったことが、結果として本当になってしまうこと。
【語源・由来】
「江戸いろはかるた」の中の「う」です。
【類義語】
・一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ
・虚は実を引く
・根もない嘘から芽が生える
・冗談から駒が出る
・瓢箪から駒
【英語】
・Many a true word is spoken in jest.
・There’s a many word spoken in jest.
・An incorrect statement may turn out to be correct in the end.
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「嘘から出た実」の使い方
僕の友達がね、しつこい男子生徒に付き合えって言い寄られている女子を助けたんだ。「この子は俺と付き合っているんだ!」って嘘をついてさ。
それはステキね。マンガのようだわ。
もっとマンガみたいな事が起きたんだよ。その2人、その後本当に付き合うようになっちゃったんだ!
噓から出た実ってやつね。
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「嘘から出た実」の例文
- ある日、健太くんは友達に冗談で「宝くじに当たった」と言った。驚いたことに、その数日後に本当に宝くじに当たってしまい、嘘から出た実となった。
- ともこちゃんは、友達に自分がピアノが得意だと冗談で言った。本当は初心者だったが、その後熱心に練習し、学校の発表会で素晴らしい演奏をひろうした。結果的に、「嘘から出た実」となり、友達は感心していた。
- 交際していた女性に浮気がバレて、私は彼女に酷く責められた。あまりに口汚く罵られ、耐えきれなくなった私は「部下と会う約束をしているから」と嘘をついて逃げ出した。ところが帰宅するとその部下から相談を持ち掛けられて会う事になり、嘘から出た実となった。
- 最近機嫌の悪い妻に、なんか最近キレイになったねと何度も言い続けていたら、本人も満更ではなかったようで、その日を境に化粧や身だしなみに気を配るようになり、心なしかキレイになった気がした。噓から出た実であろうか。
- 5人で囲む食卓は暗い雰囲気に包まれていたが、僕の隣に座っていた女性が「嘘でも良いから明るく振舞いましょう!」と言った。そこでみんなで明るく振舞うようにしたら、噓から出た実というやつか、暗かったみんなの顔が明るくなった。
- 私は、友達に冗談で「実は私、将棋が得意なんだ」と言った。その後、本当に将棋に興味を持ち始め、練習を重ねた結果、学校の将棋大会で優勝することができた。「嘘から出た実」となり、友達は驚いていた。
「嘘から出た実」の文学作品などの用例
三好はかえす言葉もなく、平謝りに謝りながら、楓と連れ立って佐助もとめての旅を続けねばならぬ羽目になったとは、まるで嘘から出た真じゃと、身から出た錆をやがて嘆いた。(織田作之助の猿飛佐助より)