「相手のさする功名」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
相手のさする功名
【読み方】
あいてのさするこうみょう
【意味】
実力で立てた手柄ではなく、相手の力が劣っているために立てた予想外の手柄。
おお、それはつまり、「相手がミスしたり弱いところがあると、思いがけない形で自分が褒められたり成功したりすることがある」ということやな。
相手のせいやんけ、と思ってたら、自分が結果的にすごいことをやってるってことやな。なんか運命のいたずらみたいやな。
【語源・由来】
「さする」は、してくれるの意。
【類義語】
・敵のさする功名
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「相手のさする功名」の解説
カンタン!解説
「相手のさする功名」っていうことわざはね、自分の力で成し遂げるのではなく、相手がミスをしたり弱点を見せたりすることで思いもよらず成功を収めることを指すんだよ。
例えばさ、友達とクイズの対決をするときに、友達がミスをしてしまって自分が思いがけなく勝つことができたら、「相手のミスのおかげで自分が勝った」ということわざの意味になるんだ。
このことわざは、自分の力や努力だけでなく、相手のミスや弱点を利用することで成功を収めることもあるということを教えてくれるんだよ。大事なのは、相手の弱点を見つける目やチャンスを逃さない判断力を持つことだね。
「相手のさする功名」の使い方
ベスト8に入るなんてすごいわね。
相手のさする功名だよ。運が良かったんだ。
敵チームが弱小ばかりだったのね。
次は強豪校だからもう勝てないよ。
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「相手のさする功名」の例文
- ユニフォームの規定違反で失格になった選手がいて、相手のさする功名、繰り上げ金メダルになった。
- 彼が途中でこけなかったら僕は勝てなかった。相手のさする功名だ。
- 敵選手がミスを連発したため、何だかよく分からないうちに勝った。相手のさする功名とはこのことだ。
- お腹の調子が悪かった対戦相手のおかげで不戦勝になり、相手のさする功名だねといわれる。
- ライバルチームの監督が急病で休みだったため勝てた。相手のさする功名であって、次は勝てないだろう。
相手のミスや弱さによって、自分が立派な成果を挙げることがあるんだよ。