「頬が落ちる」の意味とは?
【慣用句】
頬が落ちる
「ほっぺたが落ちる」ともいう。
【読み方】
ほおがおちる
【意味】
大変おいしいことのたとえ。
「頬が落ちる」、あるいは「ほっぺたが落ちる」という表現は、非常に美味しいと感じた時に使うんだよ。
それはつまり、ものすごく美味しいもんを食べて、「うまっ!ほっぺたが落ちそう!」ってなる感じやな。
これは、言葉以上に美味しさを表すのに使われる表現やな。あまりに美味しくて、思わず顔が緩むってことを教えてくれてるんやろな。
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「頬が落ちる」の語源由来・解説
由来を簡単に説明!
「頬が落ちる」という表現は、本当に美味しいものを食べたときに使うんだけど、その具体的な由来は2つの説があるよ。
1つ目は、とても美味しいものを食べたときの感情や感覚についてだよ。食べ物が美味しいと感じると、人間の体は自然とリラックスするんだ。特に、顔の筋肉は緩み、頬は少し下がるような感じになるんだ。これがまるで頬が「落ちる」ように見えることから、この表現が生まれたとされているよ。
2つ目は、食べ物が美味しいと感じると、唾液腺が刺激されて唾液が増えることについてだよ。唾液が増えると、頬の部分がきゅっと締まる感じがするんだ。この感じが「頬が落ちそう」に見えるから、「頬が落ちる」と表現されるんだよ。
どちらの説も、美味しいものを食べたときの人間の自然な反応を表していて、感情や身体の反応を言葉で表現したものなんだ。
「頬が落ちる」の使い方
お兄ちゃんの誕生日に、お母さんとバースデーケーキを作ったの。写真見てみる?
すごいね。ケーキ屋さんのケーキみたい。
お兄ちゃんが、頬が落ちそうと言って、喜んで食べていたのよ。
僕も食べたかったなあ。ともこちゃんの誕生日のケーキもおいしかったものね。
「頬が落ちる」の例文
- 今年のメロンは、天気に恵まれたので、甘さは格別です。お兄ちゃんが、頬が落ちるよう、と言って食べているのもよく分かる気がします。
- 兄の結婚式に出て、はじめてフランス料理を食べた。おいしくて頬が落ちそうだった。
- 夏祭りの出店で、珍しいチョコレートが売っていたので、買って食べたところ、頬が落ちそうになりました。
- 僕は、アイスクリーム、いちご、パイナップルに、ハチミツを加えてパフェを作ってみたのですが、あまりのおいしさに、頬が落ちるとはこれだと思いました。
【注意!】間違った例文
❌「このレストランのメニューは、どれも美味しそうで、頬が落ちるよ。」
この使い方は間違い。「頬が落ちる」は、食べてからいう言葉。食べる前には使わないので注意。