「足駄を履いて首ったけ」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
足駄を履いて首ったけ
足駄=歯の高い下駄。
【読み方】
あしだをはいてくびったけ
【意味】
異性に恋し、夢中になること。
「足駄を履いて首ったけ」ということわざは、異性に夢中になって頭がいっぱいになる、つまり、恋に落ちて自分が制御できなくなるという意味があるんだよ。
そうかいな、それはつまり、「恋に夢中で頭がいっぱい」ってことやな。異性にほんまにほれ込んで、頭ん中がその人でいっぱいになっちゃう状態を言うんやな。
まあ、恋ってそんなもんやな、でも、頭ん中がいっぱいになり過ぎて、自分の足元すら見えへんようになったら、気をつけなあかんな。
【語源・由来】
歯の高い下駄をはいていても、首まで沈む深みにはまる意から。
【類義語】
・竹馬に乗って首ったけ
・梯子をかけて首ったけ
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「足駄を履いて首ったけ」の解説
カンタン!解説
「足駄を履いて首ったけ」っていうことわざは、誰かにすごく夢中になる、つまり、恋に落ちて頭が他のことに全く向かない状態を表しているんだよ。
このことわざの面白いところは、その比喩の部分にあるんだ。イメージとしてはね、足元にはんげしをはいているのに、それでも首の辺りまで水深に沈んでしまうくらい、すごく深く何かにハマってしまうっていうことなんだ。
例えばね、クラスの新しい子にすごく恋をして、その人のことばかり考えて、授業中もその人のことを思い浮かべてしまうような状況。それがまさに「足駄を履いて首ったけ」っていうことわざの意味だよ。恋に恋して、頭がいっぱいになるような時、このことわざを思い出してみるといいね。
「足駄を履いて首ったけ」の使い方
はあ。なんであの子はあんなにかわいいんだろう。
すっかり足駄を履いて首ったけね。
学校指定のダサいジャージを着ていてもかわいいよ。
恋は盲目ってやつね。
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「足駄を履いて首ったけ」の例文
- 健太くんは足駄を履いて首ったけで、周りが見えていない。
- 健太くんに足駄を履いて首ったけなともこちゃんを冷静にさせたい。
- 足駄を履いて首ったけである彼女は、全てを捨てて彼と駆け落ちしようとしている。
- 今の彼女は足駄を履いて首ったけで、熱に浮かされているようだ。
- 足駄を履いて首ったけな君には、彼女は女神に見えるんだろうな。