「当たる罰は薦着ても当たる」の意味(類義語)
【ことわざ】
当たる罰は薦着ても当たる
【読み方】
あたるばちはこもきてもあたる
【意味】
薦をかぶって自分が犯した罪から逃れようとしても、神様は見逃してくれない。
「薦」は、わらで粗く織ったむしろ。
「当たる罰は薦着ても当たる」ということわざは、もし悪いことをしたら、それを隠しても結局は報いが来る、という意味があるんだよ。
あ、それって要するに「悪いことしても、隠れてたところで、その報いは絶対逃げて通らへん」ってことやな。
神様は全てを見ておるからな。悪いことしたら、ちゃんと償わなあかんってことやな。それが一番安全ってわけやな!
【類義語】
・当たる罰は桶をかぶっても当たる
・天網恢恢疎にして漏らさず
・当たる罰はすり鉢
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「当たる罰は薦着ても当たる」の解説
カンタン!解説
「当たる罰は薦着ても当たる」っていうことわざは、自分が悪いことをしたら、どんなに隠そうとしても、最終的には罰が当たるよっていう警告の意味だよ。
例えば、テストでカンニングをしたり、お金を盗んだりしたとき、すぐにバレなくても、いつかは罰が当たるんだよ。それは、自分がどんなに巧妙に隠そうとしても、正しくない行為は必ずどこかで明らかになってしまうからだよ。
このことわざの中の「薦を着る」っていうのは、薦という草で作られたマットのようなものを体に巻きつけて、身を隠すような意味だよ。でも、その薦を着ても、神様や仏様は見逃さない、つまり、悪事を働いたら結局は罰が当たるんだよ、ということを教えてくれることわざなんだね。
「当たる罰は薦着ても当たる」の使い方
健太くん。その鹿は神様の使いよ。追い払っちゃだめよ。
罰が当たるかな?
当たるわね。当たる罰は薦着ても当たるわよ。
がーん。逃れられないんだね。
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「当たる罰は薦着ても当たる」の例文
- 当たる罰は薦着ても当たるというから、当たる前にせっせと善行を積んで償うしかないね。
- 部屋に籠っても、核シェルターに入っても、当たる罰は薦着ても当たる。
- 悪いことをしたら、当たる罰は薦着ても当たる。怖いならしなければいい。
- 誰も見ていなくても神様は見ていて、当たる罰は薦着ても当たるんだ。
- 当たる罰は薦着ても当たるというから諦めがついたが、いつ当たるのか分からないのが嫌だ。