【ことわざ】
網の目に風とまる
【読み方】
あみのめにかぜとまる
【意味】
あり得ないことのたとえ。
あり得ないことがまれにあった時にも用いる。
【語源・由来】
風は網を吹き抜けるものなのにとまる意。
【類義語】
・雨夜の月
・雨の夜にも星
・蚊帳の目に風たまる
【対義語】
・網の目に風たまらず
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「網の目に風とまる」の使い方
健太くんの志望校はどこ?
県立A高校だよ。
健太くんの成績であの学校に合格できるわけがない。網の目に風とまるよ。
網の目に風とまるような、まれなことが起こるかもしれないじゃないか。
「網の目に風とまる」の例文
- 利己的な政治家が国民に寄り添う政治を行うなんて網の目に風とまるようなものだ。選挙前だけ耳障りの良いことをいう。
- 愚鈍な君が宇宙飛行士になるなんて網の目に風とまるだな。倍率300倍の狭き門だよ。
- ともこちゃんと結婚するのは網の目に風とまるのと同じだ。彼女は女性を愛するんだから。
- 彼と和解するなんて網の目に風とまるというやつです。あり得ません。
- 網の目に風とまるようなミスをして落ち込む。