「飴を舐らせて口をむしる」の意味
【ことわざ】
飴を舐らせて口をむしる
「飴をしゃぶらせる」「飴を食わす」「飴を嘗めさせる」ともいう。
【読み方】あめをねぶらせてくちをむしる
【意味】
口先だけの言葉で相手を喜ばせ、うまく心の内を聞き出すこと。
「口をむしる」は、巧みに誘いかけて心の内をしゃべらせるように仕向けること。
「飴を舐らせて口をむしる」ということわざは、甘い言葉を使って相手を喜ばせ、その隙に相手の心の中を見つけ出すという意味があるんだよ。
そうなんや。甘いことを言って相手を喜ばせてると、その人の本音や思ってることが話し出すこともあるんやな。
これはちょっとした策略やな。でも、あんまり使いすぎると信用を失うから、ええ感じに使わなアカンという教訓も含まれてるな。
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「飴を舐らせて口をむしる」の解説
カンタン!解説
「飴を舐らせて口をむしる」っていうことわざはね、誰かにいいことを言って喜ばせて、その人が何を考えているか、どんなことを思っているかを聞き出すことを表しているんだよ。
たとえば、お友達が新しいおもちゃを持っていて、それが何かすごく知りたいと思ったとしよう。その時に、そのお友達に「そのおもちゃ、すごくかっこいいね!どこで買ったの?」とか、「それ、どうやって遊ぶの?」とか聞いてみるんだ。それでお友達が喜んで色々教えてくれることがあるよね。それがまさに「飴を舐らせて口をむしる」ってこと。
つまり、このことわざは、誰かにいいことを言ったり、うまく話をしたりして、その人が何を考えているか、どんな情報を持っているかを探り出すという意味なんだよ。
「飴を舐らせて口をむしる」の使い方
あの作戦はうまくいった?
飴を舐らせて口をむしったよ。
情報は得られたのね。
ばっちりだよ。詳細まで聞き出すことができたよ。
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「飴を舐らせて口をむしる」の例文
- 彼は心理学者だから、飴を舐らせて口をむしり巧みに本心を聞き出す。
- 口を滑らせないように注意しないと、飴を舐らせて口をむしられるよ。
- 口の堅いともこちゃんでも、彼が飴を舐らせて口をむしるとペロッと喋ってしまう。
- 飴を舐らせて口をむしることで、必要な情報を得る。
- 落としの源さんは飴を舐らせて口をむしることがうまく、容疑者は丸裸同然にされる。