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【蟻の塔を組む如し】の意味と使い方や例文(語源由来)

蟻の塔を組む如し

「蟻の塔を組む如し」の意味(語源由来)

意味【ことわざ】
蟻の塔を組む如し

【読み方】
ありのとうをくむごとし

【意味】
蟻のように弱く小さなものでも努力を重ねていけば大きな事業を成し遂げることができる。

「塔」は、蟻の巣。蟻塚
ことわざ博士
「蟻の塔を組む如し」ということわざは、一見小さな努力も、積み重ねていくことで大きな成果を生む、という意味があるんだよ。
助手ねこ
なるほどな。つまり「ちょっとずつでもこつこつと積み重ねれば、大きな結果が得られる」ってことやな。

蟻が一生懸命に塔を作っていくように、ちょっとした努力も結局は大きな成果につながるんやな。これは、地道な努力の大切さを教えてくれることわざやな。

【語源・由来】
小さな蟻が落ち葉や土を積み上げることで高い蟻塚を築くことから。

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「蟻の塔を組む如し」の解説

カンタン!解説
解説

「蟻の塔を組む如し」っていうことわざはね、ちょっとずつ、一生懸命に働いて、結果的に大きな仕事や成功を達成することを表しているんだよ。

例えば、毎日ちょっとずつ部屋を片付けて、最後にはすごくきれいな部屋にするとか、毎日少しずつ勉強して、試験でいい点を取るとか、そういうのがまさに「蟻の塔を組む如し」なんだよ。

「塔」は、ここでは蟻塚のことを指していてね。蟻塚っていうのは、蟻が土や砂を使って作る小さな山みたいなもので、蟻たちは一つひとつの小さな土や砂を運んで、それを積み上げて蟻塚を作るんだ。それを見ていると、蟻たちが一生懸命にちょっとずつ働いて、最終的には大きな塔を作り上げている姿が見えるんだよ。

だから、「蟻の塔を組む如し」は、ちょっとずつ、一生懸命に働いて、大きなことを達成するという意味があるんだね。

「蟻の塔を組む如し」の使い方

健太
僕たちだけじゃ何ともできないね。
ともこ
蟻の塔を組む如しというわよ。他のクラスの生徒にも声をかけてみましょうよ。
健太
賛同者が増えれば先生が動くね。
ともこ
動かざるを得ないでしょうね。
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「蟻の塔を組む如し」の例文

例文
  1. 一人一人の力が大したことがなくても、蟻の塔を組む如しと言うから油断できない。
  2. SNSで拡散され、蟻の塔を組む如しMe Tooとリプライする人が世界中にあらわれ、世論が大きな組織を動かした。
  3. 蟻の塔を組む如しというから、同じ考えの人をできるだけ多く集めよう。
  4. 大企業に立ち向かうには、蟻の塔を組む如し、大勢の力が必要だ。
  5. 戦争反対の意見が蟻の塔を組む如し力を持ち、戦争を終決させた。




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