「一寸延びれば尋延びる」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
一寸延びれば尋延びる
「一寸延びれば尋」「一寸延びれば尺」ともいう。
【読み方】いっすんのびればひろのびる
【意味】
目の前の困難を何とかしのげればあとは楽になる。
重態の病人や心配事のある人を励ます場合に用いられる。
「一寸」は、約3cm。「尋」は、一尋。約1.82m。
「一寸延びれば尋延びる」ということわざは、現時点での困難を何とか乗り越えれば、先に進んだ先で楽になるということを示しているんだよ。
そうか、それはつまり、「今の困難さえ乗り越えれば、その後は楽になる」ってことやな。
いまここで諦めへんで、がんばって乗り越えたら、その後はスムーズに進むことができるってわけやな。これは、辛抱強さと根気の大切さを教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
今一寸延ばすことができれば、将来は一尋延びることにつながる意から。
【類義語】
・一日延ぶれば千日に向かう
・寸延びて尺となる
・一寸延びれば広い世界
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「一寸延びれば尋延びる」の解説
カンタン!解説
「一寸延びれば尋延びる」っていうことわざはね、ちょっと難しいけどがんばって乗り越えると、先の道がだんだん楽になるよっていう意味なんだよ。
例えば、新しい趣味やスポーツを始めたとき、最初は難しくてつまずくこともあるよね。でも、その困難を頑張って乗り越えていけば、だんだんと上手になって楽しくなってくるよね。これが「一寸延びれば尋延びる」っていうことわざの意味なんだ。
「一寸」は小さな長さを示す単位で、「尋」はもっと長い単位だから、「ちょっと頑張れば、その先はもっと楽になるよ」っていう教えを伝えているんだね。だから、難しくても諦めずに頑張り続けることが大切なんだよ。
「一寸延びれば尋延びる」の使い方
つらいなー。逃げ出したいな。
一寸延びれば尋延びるよ。この言葉を信じて乗り切って。
本当かな。
本当よ。嘘はつかないわ。
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「一寸延びれば尋延びる」の例文
- 今やっておけば一寸延びれば尋延びるとなる。後回しにすればその分大変になる。
- 一寸延びれば尋延びるという。謝るなら早い方がいい。後にすればするほど問題は複雑になる。
- 投げ出したくなったが、一寸延びれば尋延びると激励され何とかの乗り切った。
- ここが山場、一寸延びれば尋延びると自分を鼓舞し頑張りぬいた。
- 一寸延びれば尋延びるというから、今やっておいた方が後々楽だろう。ちょっと仕事が増えてもこの忙しさじゃさほど変わらない。