「汚く稼いで清く暮らせ」の意味(類義語・対義語)
【ことわざ】
汚く稼いで清く暮らせ
【読み方】
きたなくかせいできよくくらせ
「汚く過ぎて清く食え」ともいう。
【意味】
世間から低く見られる仕事でも意に介さず、心は清らかに暮らすべきだということ。また、悪い方法で稼いでも、使う時はいさぎよく使えということ。
「汚く稼いで清く暮らせ」という言葉は、金を得るためには強欲であっても良いが、その得たお金を使う時には心の清らかな生活をする、という意味があるんだよ。
ほぉ、それはつまり、「お金を稼ぐ時はちょっとガツガツしててもええけど、そのお金で生活する時はさっぱりと、心地いいように使え!」ってことやな。
お金の稼ぎ方と使い方、どっちも大事やけど、バランスが大切ってことやね。
【類義語】
・汚く集めてきれいに使う
【対義語】
・きれいな商売をして汚く暮らす
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「汚く稼いで清く暮らせ」の解説
カンタン!解説
「汚く稼いで清く暮らせ」っていう言葉は、金を稼ぐときは本当に頑張って、たくさん稼いで、でもそのお金を使う時は、すっきりと、気持ちよく生活を楽しむ、っていう意味なんだよ。
つまり、お金を稼ぐためには少し強引なことや大胆なことをしてもいいけど、その後、そのお金で生活をするときは、贅沢をせず、シンプルで気持ちの良い生活を心がけるべき、っていうことだね。
例えば、お店をやってる人が、商品を売る時にはがんばって売り込みをして、たくさん売るけど、家での生活はシンプルに、贅沢をせずに過ごす、みたいな感じかな。この言葉は、お金の稼ぎ方と使い方のバランスを教えてくれるような気がするね。
「汚く稼いで清く暮らせ」の使い方
コンビニでバイトをしているんだけど馬鹿にされがちなんだよね。
汚く稼いで清く暮らせというから気にせず真面目に生きればいいのよ。
僕は仕事に真摯に向き合っているんだけど、コンビニはやる気なさげな店員が多いよね。
確かに感じの悪いバイトが多くて私はコンビニにはいかないわ。
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「汚く稼いで清く暮らせ」の例文
- 底辺と言われようとも仕事に誇りを持ち、汚く稼いで清く暮らせ。
- 汚く稼いで清く暮らせで、不正で得た利益をパーッと使って経済を回す。
- 「トイレ掃除なんかしているの?」と言われるが、汚く稼いで清く暮らせという。気にせずトイレをピカピカにし心もピカピカだ。
- 悪銭身に付かずといい、悪行で得た金は消えやすいというから汚く稼いで清く暮らせのように盛大に使い地元商店街を潤す。
- 汚く稼いで清く暮らせと言われるので、人に言えないようなことで稼いだお金は躊躇せず思いっきりよく使う。