「客の朝起き」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
客の朝起き
「客の朝起き宿の迷惑」ともいう。
【読み方】きゃくのあさおき
【意味】
宿泊客が主より早く起きるのは迷惑であるということ。また、物事の順番が逆になり処置に困ること。
「客の朝起き」という言葉は、泊り客が宿主よりも早く起きると、宿主はどのように接すればよいのか困ってしまう、という意味を持っているんだよ。
ああ、それって、泊めてもらってる家で、ホストよりも早く起きちゃうと、おもてなししてくれる人たちが「お、どうしよう、朝食はまだ用意してないのに」とか困っちゃうんやね。
ちゃんと空気を読んで、迷惑かけへんようにしたほうがええってことやな。
【語源・由来】
客が泊まった場合、翌朝主が早起きして朝の準備をするのに。客の方が早く起きることから。
【類義語】
・客の朝起きと昼の行灯置き場に困る
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「客の朝起き」の解説
カンタン!解説
「客の朝起き」という言葉は、友達の家とかに泊まったとき、その家の人よりも早く起きちゃうと、その家の人は「あれ?早く起きてしまったけど、どう接していいかわからないな~」って困っちゃうって意味なんだよ。
だから、他の人の家に泊まるときは、家の人に迷惑をかけないように、少し気を使って、家の人のペースに合わせた方がいいってことを教えてくれているんだね。
「客の朝起き」の使い方
友だちの家に泊ったんだけど、いつも通り朝五時に目が覚めてしまったんだ。
それでどうしたの?
客の朝起きって言うから寝たふりをしたよ。なかなかつらかったなあ。
人の家に泊ると客も気をつかうわね。
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「客の朝起き」の例文
- 目が覚めたが家主は起きていないし、客の朝起きというから二度寝した。
- 客の朝起きというが、完全に覚醒してしまいご主人に迷惑をかけてしまった。
- 普段は早寝だが、わざと遅く寝て客の朝起きとならないようにした。
- 客の朝起きで迷惑をかけないために、枕投げをして疲れ切ってから寝た。
- もてなすべき客に、客の朝起きと起きるのをためらわせないよう早く起きる。