「腕に縒りをかける」の意味(類義語)
【慣用句】
腕に縒りをかける
【読み方】
うでによりをかける
【意味】
自分の能力を十分に発揮しようとして、はりきる。
「よりをかける」は、糸をねじり合わせて一本にすること。
「腕に縒りをかける」という表現は、自分の持っている能力を全力で発揮しようと、強い意志を持つことを示しているんだよ。
つまり、「自分の得意なことを思いっきりやる」ってことやな。
自分の力を信じて、全力でやりきるって意気込みを見せるんやな。これは、自信と努力が大事ってことを教えてくれてるんやな。
【類義語】
・腕をふるう
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「腕に縒りをかける」の解説
カンタン!解説
「腕に縒りをかける」っていう表現はね、自分がすごく得意なことをさらに頑張ってやろうって意気込むことを言うんだよ。
「縒り」っていうのは、いくつかの細い糸をくるくるとねじって太い糸にすることを指すんだ。「掛ける」はここでは「もっと強くする」っていう意味だよ。
だからね、細い糸を一つだけ使うより、いくつもの糸をねじって太くした糸を使うほうが強くなるよね。それと同じように、自分の技術や能力をさらに強化する、つまり頑張って更に良くすることを「腕に縒りをかける」って言うんだよ。
例えば、ピアノのコンクールに出ることになった子が、普段以上に練習して、自分の演奏技術をさらに向上させようとするとき、その子は「腕に縒りをかけて」練習しているって言えるんだよ。
「腕に縒りをかける」の使い方
健太くん。今日は大事な試合だっていっていたから、腕に縒りをかけて、お弁当を作ってきましたよ。
わあ、すごい。ありがとう。昨日、おばあちゃんも健太の空手の道着がほころびていたから腕に縒りをかけて繕ったっていっていたよ。
二人分のお守りがあるんだから、今日の健太くんは最強よ。
うん。絶対に勝ってくるよ。
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「腕に縒りをかける」の例文
- 腕に縒りをかけて作ったぬいぐるみを、入院中の友人にあげた。
- 毎朝、お母さんが腕に縒りをかけてお弁当を作ってくれたおかげで大きく成長できました。
- 健太くんに、腕に縒りをかけて作ったお守りを渡した。
- 腕に縒りをかけたおせち料理で新年を迎える。
- おばあちゃんが腕に縒りをかけて作ってくれた着物をもって、お嫁に行く。
- この幼稚園は腕に縒りをかけたおやつが出ることで有名だ。