「鵜呑みにする」の意味(語源由来)
【慣用句】
鵜呑みにする
【読み方】
うのみにする
【意味】
人のいう事を疑わず、そのまま信じるたとえ。
これは、「自分で考えて判断せんとアカン」っていう教えやな。
【語源由来】
鵜は、つかまえた魚をかまずに丸ごと飲み込む様子から。
「鵜呑みにする」の解説
「鵜呑みにする」っていう表現は、何かをそのまま、深く考えずに信じちゃうことを指しているんだよ。
なんで「鵜呑み」って言うかというと、それは「鵜」という鳥の食べ方からきているんだ。「鵜」っていう鳥は、魚をそのまま丸呑みにするんだよ。だから、「鵜呑みにする」っていう言葉は、その鵜が魚を丸呑みにする姿をイメージして、「物事をそのまま、深く考えずに受け入れる」っていう意味で使われるようになったんだ。
でもね、もう一つの説もあるんだ。「うんのみにする」っていう言葉が時間とともに変わって「鵜呑みにする」になったっていう説なんだ。「うんのみ」っていうのは、「うんうん」と何でも肯定しちゃう、つまり何でも受け入れちゃうっていう意味だよ。
でも、この二つの説のうち、鵜が魚を丸呑みにする説が一番よく信じられているんだ。
「鵜呑みにする」の使い方
「鵜呑みにする」の例文
- 彼は、愚直なぐらい正直で真面目で、普通なら聞いただけで嘘とわかるような冗談ですら鵜呑みにするタイプなんだよ。
- 早く大金を手に入れようと焦っているからといって、うまい話を鵜呑みにしてはいけないよ。
- 人の話を鵜呑みにするから繰り返し詐欺被害にあうんだと思うよ。
- 子供の頃に、母は死んでしまってもういないと聞いたので、その話を鵜呑みにしていたのだが、母は生きていたんだ!
- 村一番の嘘つきである彼のことを鵜呑みにするなんて、そんな馬鹿なことはできない。