【慣用句】
羽を伸ばす
【読み方】
はねをのばす
【意味】
おさえつけられていたものがなくなって、心が軽くなり、自由にのびのびとすること。
【語源由来】
鳥がいつでも飛べるように羽を伸ばすことから。
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「羽を伸ばす」の使い方
健太くん。きいたわよ。空手のお師匠さんが、海外に指導に行っているんですって?しばらく、羽を伸ばせるんじゃない?
羽を伸ばすなんて事、できないよ。さぼったら、師匠は帰国したときに、それを間違いなく見抜くと思うよ。それに、僕も、空手をやらないとなんだか落ち着かないんだ。
それはいいことね。でも、勉強は羽を伸ばし過ぎなんじゃないかしら?
ともこちゃんのおっしゃる通りです。
「羽を伸ばす」の例文
- 日ごろ忙しくしていらっしゃるから、あなたもたまには羽を伸ばしたいでしょう。
- 卒業式が終わって、肩を抱き合って泣いている女子もいれば、退屈な式が終わって羽を伸ばしている男子もいる。
- 春休みは、宿題もないし、思い切り羽を伸ばすぞ。
- 僕がいないと弟子たちは、羽を伸ばすので外出できない。
- 息子が一人立ちしてからは、羽を伸ばし、海外旅行によく行くようになった。
【注意!】間違った例文
「今日はうるさい健太くんがいないので、羽を伸ばして勉強に集中できた。」
この使い方は間違い。「羽根を伸ばす」は、遊んだり、のんびりしたりするときに使う。