「一刻を争う」の意味
【慣用句】
一刻を争う
【読み方】
いっこくをあらそう
【意味】
わずかな時間も無駄にできない、急を要すること。


すぐに行動しないとマズい状況のことを指してるんやな。急がば回れって言うけど、ここは急がなあかん場面やな。
「一刻を争う」の解説
「一刻を争う」という言葉は、ほんのちょっとした時間も無駄にできないほど、すごく急いで何かをしなければならない状況を表しているんだよ。
ここでの「一刻」は、昔の時間の単位で、現在の約30分を指すんだ。でも、このことわざでは「一刻」は「ほんのわずかな時間」という意味で使われているんだ。
それから「争う」っていう言葉は普通、「他の人と競い合う」っていう意味だけど、ここでは「ほんの少しの時間でも取ろうとして必死になる」っていう意味で使われているんだよ。
だから、「一刻を争う」っていう言葉は、「一瞬でも早く行動しなければならない」「時間がものすごく重要で、一分一秒でも無駄にできない」っていう状況を表しているんだね。例えば、救急車が急いで病院に患者を運ぶときや、大事な試験の勉強をしていて時間がないときなどに使うことができるよ。
「一刻を争う」の使い方




「一刻を争う」の例文
- 一刻を争って、がれきの中から一人でも多く救出しなくてはいけない。
- 健太くんの容態が悪化したので、一刻を争って、顔を見せに行ってあげてください。
- このレントゲンを見るかぎり、一刻を争って入院、そして手術しないと命にかかわります。
- 会社の存亡がかかった、一刻を争う事態に、会社役員が緊急招集をかけられた。
- 救急車はいつも一刻を争って、でも安全かつ慎重に患者さんを救わなくてはいけないのだ。























