「エンジンが掛かる」の意味(語源由来)
【慣用句】
エンジンが掛かる
【読み方】
えんじんがかかる
【意味】
ものごとを始める意欲がわき、調子よく進むこと。悪かった調子がよくなってくること。
「エンジンが掛かる」という表現は、自分の調子が上がり、本来の力を発揮し始めるという意味があるんだよ。
つまり、「調子が上がってくる」や「本調子になる」ってことやな。車のエンジンが始動して、スムーズに走り始めるみたいに、人もパワー全開になるってことやな。
これは、いざというときに力を発揮する、そんな様子を表す表現やな。
【語源由来】
「エンジン」は、乗り物を動かす力をつくり出すしくみ。自動車のエンジンがかかることから。
【スポンサーリンク】
「エンジンが掛かる」の解説
カンタン!解説
「エンジンが掛かる」っていう表現は、自分が元気になって、活動を始める、または何かがスムーズに進み始めることを表すんだよ。
この表現はね、車のエンジンが始動する、つまりエンジンが掛かる様子から来ているんだ。「エンジンが掛かる」と言うと、車が動き始めるね。それと同じように、人が元気に活動を始めたり、計画やプロジェクトが順調に進み始めたりすることを指すようになったんだよ。
例えば、朝起きて一杯のコーヒーを飲んだ後に、「さあ、エンジンが掛かった!今日も一日頑張るぞ!」って言ったり、新しいプロジェクトを始めて、ようやく進み始めた時に、「ようやくエンジンが掛かったね!」って言ったりするんだ。
「エンジンが掛かる」の使い方
健太くんは、いつもエンジンが掛かるのが遅いわ。いつか手遅れになるわよ。
エンジンが掛かるのが早くても、ガス欠になるのも早いんだ。
そんなの自慢にならないわ。そろそろ、エンジンが掛からないと、受験戦争に乗り遅れて大変な目に合うんだから。
そうだよね。頭ではわかっていたんだけどね。でも、ともこちゃんの叱咤激励でガソリンが注入されたから、すぐにエンジンが掛かりそうだよ。
【スポンサーリンク】
「エンジンが掛かる」の例文
- 冬場は、頭もからだもエンジンが掛かるまでに時間がかかるんだ。
- 健太くんの心の中で、エンジンが掛かり始めていた。
- そろそろ会話にエンジンが掛かり始めたようで、止まらなくなってきた。
- 三年生になって、ようやく受験勉強のエンジンが掛かったようだ。
- 敵もエンジンが掛かったらしく、手を抜けない。