「心を鬼にする」の意味
【慣用句】
心を鬼にする
【読み方】
こころをおににする
【意味】
かわいそうだと思う気持ちを振り捨て、相手のためを考え、あえて厳しい態度で当たること。
「心を鬼にする」という表現は、本心では優しく思っているけれど、状況や必要性から厳しい態度や判断を下さなければならないことを意味しているんだよ。
ほーん、つまり、本当はやさしい心を持ってるけど、時と場合によっては厳しくしなあかん瞬間があるってことやな。
見た目は怖くても、その背後には愛や心配があることもあるわけや。よく親が子供に対してするようなことやね。
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「心を鬼にする」の解説
カンタン!解説
「心を鬼にする」という言葉はね、本当はその人やそのことを思ってるんだけど、あえて厳しくする、ちょっと厳しいことを言ったりすることを指すんだよ。
たとえばね、お母さんが「今すぐ宿題をしなさい!」って言うとき、本当は子供のことを思って言ってるんだ。将来のため、またはすぐに遊んでしまうことを心配しているから、その時は厳しい言葉を選ぶことがあるんだ。
この言葉は、「本当は気にかけてるから、その人のために厳しいことを言うこともあるよ」という意味を持ってるんだね。大切な人や事に対して、時には厳しい判断や言葉を選ぶことが必要だと教えてくれる言葉だよ。
「心を鬼にする」の使い方
ともこちゃん、どうしたの?そんなに怖い顔をして。何かあったの?
いいえ、健太君。今日こそ私、心を鬼にして言うことにするわ。
心を鬼にする?今日のともこちゃんは顔が鬼みたいだよ。まあ冗談だけど。
そんな冗談を平気で言う健太君に、私は心を鬼にして言うわ。変な冗談ばかり言っていないで、真面目にやりなさいって!
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「心を鬼にする」の例文
- これまでずっと甘やかしてきたので、今さら心を鬼にして叱ってみても効果がない。
- いつもやりたい放題させているが、たまには心を鬼にする必要がある。
- 今日こそは心を鬼にしてみようと決意するのだが、相手の顔を見るとその決意が揺らいでしまう。
- わかりきったことを何度も言うよりも、心を鬼にして一度きりの厳しい言葉を言うほうが相手の眼を開くことができる。
- 彼はいつも怒ってばかりいるので、心を鬼することなどできるはずがない。