【ことわざ】
敢えて主とならずして客となる
【読み方】
あえてしゅとならずしてきゃくとなる
【意味】
自分が中心にならず、慎重で控えめに、他人と争わない受け身の態度をとるのがよいということ。
【出典】
老子が人生の態度として無為の道を述べた語。「敢えて主とならずして客となる、敢えて寸を進まずして尺を退く」から。
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「敢えて主とならずして客となる」の使い方
健太くんは自己主張をしないわよね。
敢えて主とならずして客となるというからね。ふんふんと人の話をきいている方が楽だよ。
欧米化の波で、日本でも自分の意見を言うべしという風潮よ。
人は人、僕は僕。僕は欧米化の波に乗らずに老子の言うことを守るよ。
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「敢えて主とならずして客となる」の例文
- 敢えて主とならずして客となるというから、リーダーにはなりたくない。
- 敢えて主とならずして客となるという。中間管理職が一番楽だ。
- 敢えて主とならずして客となるの精神で、今まで敵を作らず生きてきた。
- 敢えて主とならずして客となるとはうまくいったものだ。最高の処世術だ。
- 敢えて主とならずして客となるという考えは、グローバル化が進む社会にはふさわしくない。