『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』講談社より出版。詳細はコチラ!

【敢えて主とならずして客となる】の意味と使い方や例文(出典)

敢えて主とならずして客となる

【ことわざ】
敢えて主とならずして客となる

【読み方】
あえてしゅとならずしてきゃくとなる

【意味】
自分が中心にならず、慎重で控えめに、他人と争わない受け身の態度をとるのがよいということ。

【出典】
老子が人生の態度として無為の道を述べた語。「敢えて主とならずして客となる、敢えて寸を進まずして尺を退く」から。

【スポンサーリンク】

「敢えて主とならずして客となる」の使い方

ともこ
健太くんは自己主張をしないわよね。
健太
敢えて主とならずして客となるというからね。ふんふんと人の話をきいている方が楽だよ。
ともこ
欧米化の波で、日本でも自分の意見を言うべしという風潮よ。
健太
人は人、僕は僕。僕は欧米化の波に乗らずに老子の言うことを守るよ。
【スポンサーリンク】

「敢えて主とならずして客となる」の例文

例文
  1. 敢えて主とならずして客となるというから、リーダーにはなりたくない。
  2. 敢えて主とならずして客となるという。中間管理職が一番楽だ。
  3. 敢えて主とならずして客となるの精神で、今まで敵を作らず生きてきた。
  4. 敢えて主とならずして客となるとはうまくいったものだ。最高の処世術だ。
  5. 敢えて主とならずして客となるという考えは、グローバル化が進む社会にはふさわしくない。




『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』(講談社)発売中♪

マンガでわかる ことわざ図鑑

◆試験に出ることわざを網羅
ことわざは小学、中学、高校、大学、さらに就職試験の問題になっています。ことわざの試験対策としてもオススメの一冊。

◆マンガで楽しみながらことわざを知る! 憶える!
本書では、マンガで楽しくわかりやすくことわざを解説し、記憶に定着させます。