「挨拶は時の氏神」の意味(類義語・英語)
【ことわざ】
挨拶は時の氏神
【読み方】
あいさつはときのうじがみ
【意味】
もめ事が起きた時、仲裁人は氏神様のようにありがたいものだから、従うべきであるということ。
争いを解決するためには、挨拶や尊重の気持ちが大切なんやな。みんなで仲良く協力しようや!
【類義語】
・時の氏神
・仲裁は時の氏神
・仲人は時にとっての氏神
【英語】
Blessed are the peacemakers.(神の祝福を得るべき者、それは諍いの調停者)
「挨拶は時の氏神」の解説
「挨拶は時の氏神」っていうことわざはね、トラブルや争いごとがあったとき、その問題を解決してくれる人は、とっても大切な存在みたいなものだっていうことなんだよ。ちょうど、特別なお祭りのときにお神様をお招きする「氏神様」が、その地域の人たちにとってすごく大切でありがたい存在なのと一緒だよ。
だからね、争いごとが起きたとき、その問題を解決してくれる人の言うことをしっかりと聞いて、頑固にならずに受け入れることが大切だっていう教えが込められてるんだ。
「仲裁は時の氏神」っていうのも同じ意味で、争いを解決してくれる人の価値を強調しているんだよ。そして「縁は異なもの」は、出会いや関係は予想外のものだっていうこと。人生での出会いやつながりは、思いもよらない形でやってくるものだから、大切にしなくちゃね。
「挨拶は時の氏神」の使い方
「挨拶は時の氏神」の例文
- 友達の夫婦が喧嘩していた。挨拶は時の氏神と思ったが、喧嘩した理由が馬鹿馬鹿しかったために仲裁に入らなかった。
- 町を歩いていたら言い争いを目撃し、挨拶は時の氏神と思い仲裁し、争いを鎮めることができた。
「挨拶は時の氏神」の文学作品などの用例
両方ともそのお心には友の私を思って下さる美しいものが溢れているのである。そこで私は仲にはいって時の氏神をつとめたのである。(上村松園の棲霞軒雑記より)